複雑化し、かつ変化のスピードが増している現代社会において、問題に個人で対応するにはあらゆる面で限界がある。その意味でチームでの対応は必須。しかし、上司の号令のもとでの一糸乱れぬ行動はグループワークであってチームワークではない。また、従来の仕組みの中で対応してきた人物が、1人で頭を捻ってみても経験のバイアスから抜け出すことは難しい。未知なる課題を克服し、成果を出すためには今まで積極的に参加してこなかったメンバーの意見が不可欠である。メンバー1人ひとりの個性を輝かせるチームワークとは何か。 本講演では、リスクを制御しながらチャレンジできる集団を作る仕組みについて、現場の具体的な悩みを伺いつつディスカッションを通じて一緒に解決策を模索したい。