自動車用エンジニアリングプラスチックを事例とした耐久性の評価と予測

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本セミナーでは、高分子物性論の視点から、エンジニアリングプラスチック材料の耐久性評価・予測についての解説と事例紹介を行います。

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プログラム

自動車の今後の展開を表すキーワードは「軽量化」、「バイオ燃料」、「電動モーター」といわれる。これらに関する要求へのソリューションとして、エンジニアリングプラスチック材料が燃料系統部品、電動系統部品に既に採用されており、益々増加傾向にある。 これらの部品設計のためには、エンジニアリングプラスチック材料の耐久性評価・予測が不可欠であり、高分子物性論の視点から、解説と事例紹介を行う。

  1. 高分子材料の耐久性 ~基本事項~
    1. 高分子の固体構造
    2. 高分子材料の各種耐久性評価
      1. 耐熱老化性
      2. 耐薬品性
      3. 耐候性
  2. 高分子材料の耐燃料性
    1. 高分子材料への燃料の浸透・透過
      1. 拡散方程式とは
      2. 拡散方程式の活用例
      3. 固体構造の変化
    2. アルコール含有燃料の特異性
      1. 高分子材料の膨潤
      2. 熱力学に基づく考察
      3. 2成分混合燃料による高分子材料の膨潤予測
    3. 燃料中クリープ破壊寿命
      1. クリープ破壊寿命
      2. アイリング理論に基づく速度論
      3. 燃料中クリープ破壊寿命の予測
  3. 高分子材料の電気特性
    1. 高分子材料の各種電気特性
    2. 各種評価法と実例
      1. 実用領域での評価 (誘電特性など)
      2. 限界把握のための評価 (絶縁破壊強さなど)
      3. 電気的な耐久性評価

会場

東京都中小企業振興公社 東京都産業労働局 秋葉原庁舎
101-0025 東京都 千代田区 神田佐久間町1-9
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