英文契約の基本理解と契約交渉の実務

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プログラム

アジアの企業を含む外国企業とのビジネスには様々なリスクが伴います。国際的なビジネスに関与するためには、これらのリスクを適切に管理するための基本的ツールである英文契約の体系的理解が欠かせません。  英文契約は単なる契約書の和訳ではなく、一定のフォーマットとして理解されるべきものです。  本セミナーを通じて、英文契約書を体系的に理解し、リスクアロケーションのための道具として使いこなす準備をして頂きたいと考えています。

  1. 英文契約の基礎
    1. 国内契約との相違とその背景
    2. 英文契約のスタイル
    3. 外国法に特有の概念、法制度の違いに基づく留意点
      • 外国法と日本法
      • 紛争手続の差異
      • 契約書面作成に関係するルール・実務
      • 契約違反
      • 損害賠償・責任
      • 外国の会社に関する法制度
      • 調印手続・副本・翻訳
  2. 契約英語と契約書の作成実務
    1. 契約英語の特徴
    2. 契約書のドラフティングの学習方法
  3. 英文契約書の主要条項の基本的理解
    1. 一般条項の役割
    2. 頻出する一般条項の意義と契約交渉上の留意点
    3. 典型条項:
      • 当事者
      • 前文・後文
      • 定義
      • 前提条件 (Condition Precedents)
      • 期間
      • 表明保証 (Representations & Warranties)
      • 誓約 (Covenants)
      • 損害賠償
      • 補償 (Indemnity)
      • 解除・終了
      • 準拠法・管轄・紛争解決
      • 秘密保持
      • 税金
      • 見出し
      • 副本
      • 存続条項
      • 譲渡
      • 完全合意 (Entire Agreement)
      • 分離可能性等
  4. 交渉開始の実務
    1. 秘密保持契約 (NDA)
    2. Letter of Intent (LOI) /Memorandum Of Understanding (MOU)
  5. 紛争解決手続
    1. 準拠法 – 言語
    2. 裁判
    3. 仲裁
  6. 実際の契約例を使った契約交渉の具体例・実務
    1. リスクアロケーション
    2. 典型契約における交渉ポイント
    3. 契約の修正のテクニック、汎用性のある契約英語表現
  7. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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