電気化学の基礎と交流インピーダンス法による計測・解析

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本セミナーでは、電極構造や電極反応を詳細に評価する、交流インピーダンス法について詳しく解説いたします。

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プログラム

交流インピーダンス法は、交流電位もしくは交流電流信号を用いることで、電極構造や電極反応を詳細に評価することができる手法です。  交流インピーダンスでは、インピーダンスの時定数を分離することができるため、電極構造や電極特性を非破壊にて調べることができます。このため、電池・センサ・腐食防食など様々な分野で応用されています。  本セミナーでは、主にインピーダンスを測ったことがなく、これから測ろうとしている方、測り始めたばかりで解析の仕方を詳しく知りたいという方を中心に基礎的なところから丁寧に説明させていただきます。

  1. 電気化学インピーダンス法の基礎
    1. 電気化学インピーダンス法の定義
    2. 電気化学インピーダンス法を理解するための数学 (複素平面)
    3. 電気化学反応と電気化学インピーダンスの関係
    4. 測定に用いられる電極、電気化学セル
    5. 測定装置 (ポテンシオスタット、FRA)
  2. 電気化学インピーダンススペクトルの取り扱い
    1. 回路素子 (抵抗・コンデンサ・コイル) を用いた電気化学インピーダンススペクトルの解釈
    2. 抵抗のインピーダンススペクトル
    3. コンデンサのインピーダンススペクトル
    4. コイルのインピーダンススペクトル
    5. インピーダンスの合成
    6. CPEを含む等価回路
    7. 拡散のインピーダンス
    8. 等価回路の組み方
  3. インピーダンスの解析事例
    1. 腐食の解析事例
    2. センサの解析事例
    3. 色素増感太陽電池の解析事例
    4. 電池の解析事例

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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