機能性両親媒性物質の構造・物性・自己組織化

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界面活性剤は、気/液や液/液などの界面吸着と水溶液中でのミセル形成を用いて、洗剤や化粧品、塗料などの広い分野で利用されている。  この界面活性剤の構造と物性、機能、水溶液中における自己組織化について、基礎から丁寧に説明する。  また、近年実用化を目指して開発が行われているジェミニ型界面活性剤や両親媒性高分子などの機能性両親媒性物質の分子設計・合成と物性、自己組織化の最新動向を紹介する。

第1部 基礎からの界面活性剤

  1. 界面活性剤
    1. 界面活性剤の構造
    2. 高分子型界面活性剤
    3. 特殊型界面活性剤
  2. 界面活性剤の基礎物性
    1. クラフト温度と曇点
    2. 臨界ミセル濃度
    3. 表面張力
  3. 界面活性剤の自己組織化
    1. 臨界充填パラメーター
    2. 会合体の性質
    3. 会合体の測定方法
      • 光散乱
      • X線・中性子小角散乱
      • 透過型電子顕微鏡

第2部 機能性両親媒性物質の最新動向

  1. ジェミニ型界面活性剤
    1. イオン性ジェミニ型界面活性剤
    2. 糖含有非イオン性ジェミニ型界面活性剤
    3. ヘテロジェミニ型界面活性剤
    4. フッ化炭素系ジェミニ型界面活性剤
    5. ハイブリッドジェミニ型界面活性剤
    6. オリゴメリック型界面活性剤
  2. 両親媒性高分子
    1. おたまじゃくし型両親媒性デンドリマー
    2. ジェミニ型両親媒性デンドリマー
    3. 多疎水鎖・多親水基含有スター型両親媒性デンドリマー
    4. 両親媒性多糖オリゴマー

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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