現場の実務担当者が学ぶ!化学原料コストダウン戦略と経営・財務・原価改善手法

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会場 開催

本セミナーは、化学原料コストダウン戦略と経営・財務・原価改善手法セミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 92,340円(税込) → 割引受講料 71,820円(税込)
通常受講料 : 85,500円(税別) → 割引受講料 66,500円(税別)

日時

開催予定

プログラム

これから景気回復が期待されていく中でも、企業にとって手が抜けないのは徹底的なコストダウンと、現場の実務担当者による原価改善への認識と取り組みです。  特に、製造・開発・研究・調達にかかるコストは、必要不可欠なものだけに、どこでコストを下げるかによって大きな差が開くものです。  コースⅠでは、毎年好評をいただいている、化学原料のコストダウンにおけるエキスパートである講師をお招きし、論理的なコストダウン手法と適正価格予測を学ぶ1日となっております。  また、コースⅡには子供でも解って活用できるほど平易にした演習を中心に、現場で活動する実務者の日常の活動が金額面で「目で見て判る表現」を学び、原価改善に役立つセミナーとなりました。  調達関係・購買関係の方々のみならず、自身でコストを管理することのできる技術者・研究者の方々にも有意義なセミナーとなっております。

コースⅠ 化学原料コストダウンの戦略的ノウハウと画期的手法による適正価格予測

(2014年9月25日)

 化学原料のコストダウンは営業活動とともに利益創造手段として期待されています。経済環境を言い訳にできないし、「できる範囲でやればよい」と言うレベルでは社内はもう納得してくれません。万策を尽くし、且つ、必達が条件になっています。  セミナーでは巷で行なわれていない新しいコストダウンのやり方を1日で集中的に学びます。化学原料の購買に何らかの形で携わっている方は是非このノウハウをご活用ください。  化学原料の中で、基礎化学品や汎用樹脂のような価格変動が頻発する市況原料を除く非市況原料 (ファインケミカル、添加剤、安定剤、難燃剤など) に注目して、コストダウンの考え方と多彩なコストダウン手法を解説します。これらの原料は、化学製品を作るために欠かせない物質であるにも関わらず、購買金額が市況原料に比べて概して少ないため、コストダウン効果が小さいと思い込まれていつも軽視されているのが現状です。  しかし、そこにこそコストダウンの大きな余地と損益分岐点の改善への道があります。  適正価格が見えにくい世界です。しかし、最大のコストダウンを生み出すために買い手がコントロールできる可能性がある唯一の要素である獲得価格の極限値は適正価格です。その意味で適正価格の見極めに最大の精力を注ぐのが最も本質的なコストダウン行動になります。  本セミナーでは、豊富な化学原料購買の知識を持つ講師が、長年の経験から見つけ出したコストダウン戦略、コストダウン手法19種、根源になる適正価格の科学的予測を解説します。

  1. 本セミナーの目的と目標
  2. コストダウンの出発点となるマインド
    1. 化学原料の購買の特徴
    2. 市況原料と副原料のコストダウン
    3. コストダウンへの心構え
    4. 適正価格の考え方
  3. 力を結集するための環境の整備 (コストダウン戦略)
  4. 価格交渉のロールプレイング・ゲーム (1)
  5. 効果を高めるためのコストダウン手法 (19種)
    1. 共通的な事項
    2. 手法の全体像
    3. 手法毎の考え方、注意点、事例
    4. 手法とコストダウン効果の関係
  6. 値下げ交渉のための心構え
  7. 価格交渉のロールプレイング・ゲーム (2)
  8. 成功率を高めるための実務修得コース
    1. 購買のためのコンピテンシー・ライブラリー
    2. 適正価格の予測1 (輸入価格の解析)
    3. 適正価格の予測2 (販売価格の推定)
    4. コストダウン原料の抽出法
  9. 開発購買の事例
  10. 複数購買化の考え方
  11. 纏め

コースⅡ 経営・財務・原価改善を誰でも活用!見える化活用セミナー

(2014年9月26日)

 経理が提出する税務対策処理 (活動の結果を事後にまとめる方式) ではありません。現場で活動する実務者が行う活動と原価発生~経営・財務へのつながりをワンペーパーで表現して、日常の活動が金額面で「目で見て判る表現」と共につかみ、今後の改善とその効果を『直接原価計算』で明確化してゆく内容です。  要約すると、子供でも解って活用できるほど平易にした演習中心の習得~利用法です。

  1. 経理集計の原価と、未来創造原価分析の差
    1. 経理が集計する過去反省・税務対策原価計算方式が持つ問題
    2. 製造現場実務者に必要な未来創造型原価分析
    3. 直接原価計算の見える化で判る、日々の活動と原価発生メカニズム
  2. 収益確保と原価企画の重要性
    1. 当たり前だが、明確な説明が必要な収益確保の重要性
    2. 原価低減に必要な損益分岐点解析と600項目を超えるチェック対策
    3. ターゲットコスト対策と、戦略原価
  3. 財務分析 (BS,PL,CF) の早期解析法
    1. PL:損益計算書のワンペーパー化と改善策の見つけ方
    2. BS:貸借対象表のワンペーパー化と改善策の見つけ方
    3. CF:キャッシュフロー報告書で判る不正疑惑の見える化
  4. 各種・財務諸表の早期理解と、現場活動の直結化対策
    1. 経営・財務分析でつかむ企業の健全性
    2. 経営・財務でつかむ収益性
    3. 経営・財務分析でつかむ成長性
    4. 経営・財務分析でつかむ効率性
  5. 経済性工学:大損を招きかねない判断ミス防止法
    1. プロダクト・ミックスの判断
    2. 固定費の扱いで起きる判断ミス防止策
    3. 見かけ計算が招きかねない大損防止法
  6. 現場の問題~改善コスト把握
    1. 現場の問題は経理システムで見破れない利益を生む (演習)
    2. 現場診断で大きな原価改善を

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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