(2014年11月27日 10:30〜13:50)
元・トヨタ自動車 (株) 品質保証部長級
硲 伸夫 氏
環境保護と燃費節減のため、自動車の軽量化への要求はますます高まり、特に樹脂の果たす役割は大きくなっている。 また、使用に当たって剛性や耐熱性を要求される部品などには求められている特性に応じて適材適所に樹脂材料が選ばれる。 特に、自動車メーカーのような樹脂のユーザーサイドの技術者としては、樹脂の選択にあたって、樹脂の性格とその性格がなぜ生まれるのかを熟知しておかなければ、樹脂の有効な活用と選択はできない。 講義では自動車の樹脂材料・表皮材、塗装、防錆の品質課題と今後の動向を解説する。
(2014年11月27日 14:00〜16:30)
元・豊田合成 (株) 技術開発部長、技術士
奥本 忠興 氏
自動車のモジュール化に対応して、樹脂成形加工が変遷している。よりよい製品を作るためには樹脂特性・加工特性を把握し、最適な成形加工法を選択し、高機能化あるいは低コスト化を付与する加工機が求められている。 成形加工の課題と加工成形の動向を説明する。