高分子における水・湿度による変色・劣化影響と分析技術からの対策

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本セミナーでは、なぜ水分・湿度で高分子は劣化・変色するのか?水分劣化を分析・測定するにはどうすれば良いのか?また分析から対策を考えるには?など詳しく解説いたします。

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プログラム

劣化は材料や製品が物理的あるいは科学的変化により、性能・品質が徐々に低下する現象である。  高分子劣化の要因としては、熱、光、放射線、高電圧、機械的応力、酸素、オゾン、微生物、オイル、化学薬品、有機溶剤、水などがある。これらの要因は単独であることはまれで、多くの場合複合的である。特に酸素と水は他の多くの要因と関わり合っていることが多い。  また高分子劣化のほとんどは表面・界面から進行し、初期の変化は変色としてとらえられることが多い。  本講座では「水」に注目し、水との関わりから高分子劣化をとらえ、対策について考える。

  1. 高分子と水の関わり
    1. 水溶性高分子と水
    2. 高分子の吸湿・吸水性
    3. 成型時のトラブル
  2. 高分子の劣化を引き起こす因子と水の影響
    1. 高分子の劣化と水の関係
    2. 加水分解
    3. 加水分解以外の例
  3. 様々な水の特性と高分子の劣化への影響
    1. 水をはかる!
    2. 水の構造・物性
  4. 高分子劣化への水の影響
    1. 耐候性試験における水の影響
    2. 水・湿度の関係した劣化を防ぐには?
  5. 高分子の分析・評価技術
    1. ポリマーの分析
    2. 添加剤の分析
  6. 関連の公定試験法
    1. プラスチック、ゴムの分析に関するJIS及び分析法の通則
  7. 高分子の劣化の原因究明とその対策のために ~分析~
  8. 新しい分析技術からわかること

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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