東京電力カスタマーサービス・カンパニーは、本年1月に政府に認定された「新・総合特別事業計画」およびその確実な達成に向け東電グループが重点的に取り組み事項を取りまとめた「東京電力グループ アクション・プラン」に基づき、福島への責任を長期にわたり果たしていくための経営基盤の確立に取り組んでいる。
今回の講義では、全面自由化を2年後に控え競争の一層の激化が予想される中、電力販売を超えて、お客さまにとって最も効率的なエネルギーの利用を提案・提供し、企業やご家庭の多様なニーズに応える「みらい型インフラ企業」への脱皮を目指すカスタマーサービス・カンパニーの事業戦略と取り組み状況について述べる。
- カスタマーサービス・カンパニーの取り組みの全体像
- カスタマーサービス・カンパニーのコミットメント
- カスタマーサービス・カンパニーの目指すみらい型インフラ企業のイメージ
- 電力・ガスによるトータルエネルギーソリューションの展開
- ライフサイクルコストの最小化を目指すトータルエネルギーサービス
- 家庭用のお客さまに向けたスマートなエネルギーソリューションの提案
- 多様で便利なサービスの提供
- オープンなプラットフォームを通じた暮らし・ビジネスのお役にたつ新サービス
- スマートメーター・DRによるみらい型料金ラインアップの展開
- 競争力のある電力・ガスの調達
- 入札やトレーディングを活用した安価なエネルギー調達への取り組み
- 需要面への働きかけによる電源の効率的運用
- サービスの全国展開
- 全国での電力販売の開始に向けた取り組み
- アライアンスを活用した市場参入による全国エネルギー市場の競争活性化
- 質疑応答/名刺交換