本セミナーでは、企画・制作委託・公募の際のトラブル回避策から二次利用、類似キャラクター侵害判断、契約書チェックポイントまで解説いたします。
映像・マンガ・アニメ・ゲーム等のコンテンツビジネスにおいては、そこに登場するキャラクターの商品化ライセンスなどの二次利用収入が大きな割合を占めています。 また、既存のコンテンツに依存しないで制作されるオリジナルキャラクターも根強い人気を獲得しています。 さらに近年においては、いわゆる「ゆるキャラ」ブームにより、「ふなっしー」をはじめとするご当地キャラクターが大ブレイクしたり、日本発のキャラクターの海外展開も注目を浴びている状況です。 キャラクタービジネスは、大きなビジネスチャンスとなりうる一方、他方で法的知識の欠如や契約関係の曖昧さゆえに法的トラブルに至ることも少なくありません。 そこで、本セミナーでは、キャラクタービジネスに必要な法律知識を得ることを目的として、キャラクターの権利に関する解説を行うとともに、キャラクターの企画・制作委託・公募の際の法的留意点、映像・マンガ・アニメ・ゲーム等のキャラクター利用の際の法的留意点等につき、紛争防止の観点から、事例をあげて具体的に解説いたします。 また、キャラクタービジネスにおいては「似ているキャラクター」が問題となることがありますが、類似のキャラクターが著作権侵害となる基準と実務上の留意点につき具体例をあげて説明いたします。 さらに、キャラクターのライセンスビジネスに必要となる商品化ライセンス契約書のチェックポイントについても解説いたします。