世界最先端IT国家創造宣言・工程表改定とパーソナルデータの利活用に関する制度改正

1. 「世界最先端IT国家創造宣言」及び同「工程表」改定について

内閣官房 情報通信技術 (IT) 総合戦略室 参事官補佐
渡辺 知尚 (わたなべ ともなお) 氏

(2014年7月30日 15:00〜15:55)

　昨年6月、政府のIT戦略として「世界最先端IT国家創造宣言」が閣議決定され、世界最高水準のIT利活用社会の実現に向けて取組を推進してきた。 　今年6月24日に、IT総合戦略本部の下に設置されている「新戦略推進専門調査会」によるPDCAサイクルの推進管理の結果等を踏まえ「世界最先端IT国家創造宣言」及び同「工程表」が改定された。 　本講演では、この1年間の取組みや創造宣言及び同工程表の改定について説明を行う。

1. 世界最先端IT国家創造宣言及び同工程表に基づく取組み
2. 世界最先端IT国家創造宣言及び同工程表の改定
   • オープンデータ・パーソナルデータの利活用推進
   • マイナンバー制度の積極的活用
   • 規制制度改革の推進
   • 情報システム改革の取組みの推進 等

2. 「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」について

内閣官房 情報通信技術 (IT) 総合戦略室
パーソナルデータ関連制度担当室 参事官補佐
森田 哲也 (もりた てつや) 氏

(2014年7月30日 16:05〜17:00)

　新産業・新サービスの創出や諸課題の解決への貢献が期待される「ビックデータ」のうち、特に利用価値が高いとされている「パーソナルデータ」の利活用と個人情報及びプライバシー保護を両立させるため、制度の見直しが求められている。 　本講演では、パーソナルデータに関する検討会での議論を踏まえて策定された「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱」について、検討経緯から大綱の内容について説明を行う。