コーティング、乾燥、プリンティング、カレンダリングなど、様々なロールtoロールプロセスの基礎になるのがウェブハンドリング技術です。
本講座では、演習事例も交えながら、ウェブハンドリングの基礎から応用例までを解説していきます。
フィルム搬送で諸問題を抱える研究や製造の方々にとって、本講座が少しでも問題解決のきっかけになれば幸いです。
- ウェブハンドリングとは?
- ウェブハンドリングの力学
- 応力、歪、弾性率についての基礎からの理解
- トラクション (摩擦) のコントロール、及び摩擦係数の測定方法
- スリップ及びスクラッチの防止方法-ローラー抱角と
- ウェブ張力の決め方の計算例 (フィルムの表面傷防止)
- より大きなトラクション (摩擦) を得る方法
- シワの防止
- シワの形態とウェブ搬送における基本法則の理解
- シワの発生条件、及びウェブの面内応力分布の計算例
- シワ発生条件の予測
- ウェブの各種拡幅技術 (各種シワ取り技術の紹介)
- 搬送時のウェブ浮上量とトラクションの変化
- 巻取りロールにおける空気層厚みの解析
- シワの防止
- 多層フィルムのラミネートのポイント
- ウェブ搬送におけるローラー径の考え方
- ウェブ厚み方向の応力分布を考慮したローラー径の計算例
- 最近のウェブハンドリングの研究例
- ウェブハンドリングリサーチセンターの紹介
- 「IWEB」に見る最近の研究例 (巻取やシワ防止技術)