仮説思考により顧客の置かれている状況を仮説として設定し、科学者の立場から脳の働きを考察します。
仮説と脳の働きによる検証をインタラクティブに考察していくことによって、画期的な新商品コンセプトを創出していきます。
目的
- 技術的な優位性が持続しづらい企業競争環境のなかで、価格以外に競合優位性を図るのは困難です。
- そうした中で脳科学は着実に進化を遂げています。脳波を測定することによって、ヒトが認識していない隠れた意識 (潜在意識) を推し量ることまで、できるようになっています。
- 一方でインターネットの進展によって机上で多くの情報を収集することが可能となり、短時間で多くの情報を得る事ができるようになりました。
- 本セミナーでは仮説設定法とニューロマーケティングを融合させることによって画期的な新商品のコンセプトを導く事をねらいとしています。
- 脳科学のマーケティングへの活用
- 従来型リサーチの限界・・・潜在意識はアンケート調査からは抽出できない
- 情報を書き換える作用・・・認知的不協和により都合の悪い事象は消費者のアタマの中で書き換えられる
- 脳科学をマーケティングに活用・・・脳科学によって潜在ニーズにアプローチし画期的なコンセプトを立てる
- 脳にホンネを語らせる
- 人間の脳には構造上、機能上のさまざまな共通点がある
- 【女性脳の特性】合理的思考と感情的思考 (共感) を同時に使う
→機能的ベネフィットに、共感が得られる情緒的なベネフィットを組み合わせる
- 【シニア脳の特性】過去の記憶をポジティブに捉える傾向がある
→シニアに訴求をする際にはポジティブな表現を集める
- ニューロマーケティングによるコンセプト立案プロセス
- ターゲットの行動を掴む
- 行動の裏に隠れた脳の働きを考察する
- 潜在ニーズを解消するコンセプトを立案する
- 脳の働きを理解することで潜在ニーズを抽出する
- 【プレミアム効果】選ばれた人間になれたという優越感と自己関連意識によって「プレミアム」に反応する
- 【エコロジー意識】「環境配慮商品で社会に貢献する」という向社会性価値
- 【お買い得感】お買得商品の購入とは痛みが少ないこと?!
- ニューロマーケティングと仮説思考の融合による新商品コンセプト開発
- マーケターと脳科学者によるパネルディスカッション「ヒット商品を仮説思考と脳科学で解明する」
- パナソニックの「ポケットドルツ」を購入する女性脳の構造
- 女性客が支えるスターバックス人気
- シニアが支持するiPhoneの魅力