人口減少・高齢化時代に挑戦するCATV地域独自の成長戦略、米国最新動向

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プログラム

1. エヌ・シィ・ティ 持続するまちづくりへの挑戦

(株) エヌ・シィ・ティ 経営企画室 次長
稲川 雄一 (いながわ ゆういち) 氏

(2014年7月15日 13:00〜13:55)

 毎年、8月2・3日の「長岡まつり大花火大会」で知られる長岡市と全国的にも有名な金物産業のまち三条市をエリアに持つNCTは、平成元年の開局より今年で25周年を迎え、CCJグループの一員としてトリプルサービスを展開しています。  4月29日に開催した開局25周年イベント「みんなでアオーレ!エヌ・シィ・ティまつり」では、1万人の来場者を集めるとともに、Wi-Fiマルチキャスト放送の実証試験を行うなど、全国初の災害対策本部からの生中継を実施した中越大震災から10年という節目を迎え、防災・減災を見据えながら、人口減少・高齢化時代を克服するまちづくりへ貢献するため、様々な取り組みを実施しています。  本講演では、様々な挑戦から見えてきたこと、さらに今後の展望についてご説明します。

  1. NCTの会社概要
  2. 「米百俵」「不死鳥」のまち、長岡
  3. 中越大震災の経験  ~全国初の災害対策本部生中継
  4. 長岡の大花火を通じた取り組み  ~世界に向けた平和のメッセージ
  5. 自治体や大学との連携について  ~市民協働と熱中!感動!夢づくり教育
  6. 25周年イベントについて  ~みんなでアオーレ!エヌ・シィ・ティまつり
  7. まちづくりに貢献するNCTをめざして
  8. 質疑応答/名刺交換

2. 地域通信キャリアを目指して、ZTVの成長分野・法人事業のすすめ

(株) ZTV 常務取締役 通信事業部長
中山 貴康 (なかやま たかやす) 氏

(2014年7月15日 14:00〜14:55)

 ケーブルテレビ事業者は、コンシューマ向けサービスを中心に、順調な成長を遂げてきましたが、近年は、他の通信事業者との競合にさらされており、順調な成長が見込めない状況です。  そんな中、弊社では、新たな成長分野開拓を目的に、2006年から法人向けサービスに注力し、現在では、弊社の成長分野の一翼を担っております。  しかしながら、他のケーブルテレビ事業者様と意見交換すると、法人向けサービスへの取り組みについては、消極的な事業者様が多いのが現状です。  ケーブルテレビ事業者は、十分地域の通信キャリアに成り得る存在であることを、弊社の法人向けサービスへの取り組みについて、経緯と現状をご紹介しながら、説明致します。

  1. 会社概要
  2. サービス内容
  3. 法人向けサービスへの取り組み
  4. 法人向けサービスの現状
  5. 法人向けサービスのすすめ
  6. 質疑応答/名刺交換

3. 秋田ブランドとともに、「CNA」秋田ケーブルテレビの果敢な挑戦と今後の展望

(株) 秋田ケーブルテレビ 専務取締役
末廣 健二 (すえひろ けんじ) 氏

(2014年7月15日 15:05〜16:00)

 開局から今まで、当社はテレビ・インターネット・電話の主要3事業による売上増及び設備投資を含む経費削減により、比較的順調な決算で推移することができました。  しかしながら、放送・通信を取り巻く環境を鑑みると、新たな挑戦無くしては、右肩下がりは必至の状況です。  財務的に余裕のある現時点において、より効率的な設備投資を進めると同時に、当社の事業の軸足を「秋田」という地域に特化することに重心を移しつつ、Just For Community「CNA」というブランドを確立していきます。  また、今年度中に予定している第2コミュニティチャンネルの開局を控え、様々な施策を実行します。その一部をご紹介します。

  1. 当社の経営状況について
  2. 新本社屋の開設について
  3. 御所野 (郊外ニュータウン) でのFTTH実証実験について
  4. 御所野情報局の開設について
  5. 除雪情報のデータ放送による提供について
  6. スポーツ立県「秋田」への協働について
  7. 秋田公立美術大学との連携について
  8. その他
  9. 質疑応答/名刺交換

4. 米国ケーブル業界最新動向 (NCTA&企業訪問) と日本の未来

(有) クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー 代表取締役
伊澤 偉行 (いざわ ひでゆき) 氏

(2014年7月15日 15:05〜16:00)

 米国では、2012年の1年間だけで、8500万台のタブレットが家庭に普及しました。2013年もその勢いはとどまるところを知らず、米国ではテレビ&タブレットの視聴スタイルは、かなり一般的になっているようです。  さらに、ある調査結果では、テレビ番組をテレビ以外のデバイスで見る人も20数%存在するようになっており、多様なデバイスの普及を背景に、コンテンツを基軸とした「TV Everyhwere」は、広がりを見せています。米国のICT関連の大きな動きとしては、クラウドは当然なことですが、ビックデーター解析、SDN、セキュリティ、そして新しいウェアラブルなどに投資の矛先が向いているようです。  これまでのケーブルテレビ、衛星放送、TelcoTV (通信会社のケーブルサービス) に加え、インターネット・ビデオ配信の多様な「ビデオ・デリバリー・ネットワーク」をベースに、米国の『ビデオ・デリバリー・ビジネスの攻防』は、より激しさを増し、再編も進んでいます。  一番重要なのは、一つのデバイスに入れた情報が、スマホ、タブレット、デスクトップ、テレビにも全部自動的に流れるような仕組みづくり。  本講演では、NCTA大会と企業訪問を通して、米国ケーブル業界の最新動向を報告します。

  1. インターネット・ビデオ視聴が本流になったと感じさせたベストバイ
  2. ゼネラルセッションで繰り返された「コンペティション」
  3. Comcast社訪問
  4. カリフォルニアチャンネル訪問
  5. タイムワーナーケーブル訪問
  6. DirecTV訪問
  7. NCTA2014会場のブース紹介
  8. 質疑応答

会場

TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター
104-8388 東京都 中央区 京橋1-7-1
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