トヨタは、人と共存し生活を支援するパートナーロボットの早期実用化を目指している。少子・高齢化が急速に進むなか、明るく活力ある社会の継続・QOL (クオリティ オブ ライフ) の向上に向け、新モビリティ・介護医療分野などでパートナーロボット技術の活躍できるシーンは多い。 介護医療分野では、2011年の支援ロボット開発発表以降、実証活動を拡大し、本年には臨床研究用モデルの供給を開始する予定。 また、生活支援ロボットHSR (2012年発表) や柔軟制御 (2013年発表) など次世代ロボット技術の先行開発も着実に進めている。 本講演では、お客様の期待に応える実用化に向け、現場でのニーズに密着したロボット開発を進める現状と今後の展望について述べる。