シリサイド系半導体材料の基礎と活用動向

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鉄シリサイドやマグネシウムシリサイドなどのシリサイド半導体材料は、シリコンをベースに地殻中の資源量が豊富な元素で構成されるため、原料価格が安価で大量消費に適した半導体材料として注目されています。  高い化学的安定性と熱起電力を備える鉄シリサイドやマグネシウムシリサイド、マンガンシリサイドは、熱電変換素子として自動車や産業機器、工場廃熱などを利用した廃熱発電への活用開発が進展しています。  また、鉄シリサイド選択エミッターとマグネシウムシリサイド、マンガンシリサイドコレクター (受光器) の組合せによる熱光発電、これらシリサイドを利用した赤外線センサ、バリウムシリサイドの単接合高効率太陽電池、マグネシウムシリサイド系2次電池電極など、シリサイド半導体はその利点を生かして様々なクリーンエネルギー素子として研究開発が進んでいます。  本講では、シリサイド半導体についてのの合成方法、物性などの基礎事項から上記のクリーンエネルギー素子としての活用動向について詳しく解説します。

  1. はじめに
    • シリサイド半導体とは?
    • シリサイド半導体の種類と特徴
  2. シリサイド半導体の合成方法
    • バルク材料の合成方法
    • 薄膜材料の合成方法
  3. シリサイド半導体の各種物性
    • 機械的・化学的特性
    • 電気的・光学的特性
    • 熱電的特性
  4. シリサイド熱電材料の活用動向 -1
    • 熱電変換の基礎
    • 自動車用排熱発電
    • エネルギーハーベスト用電池
  5. シリサイド熱電材料の活用動向 -2
    • 太陽電池と受光素子の基礎
    • 熱光発電
    • 太陽電池と赤外センサ
    • 次電池用電極
  6. 質疑応答 ・ 名刺交換

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
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