ガラスの熱物性及び破壊特性の基礎

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プログラム

ガラス部材の精密成形では,部材内での冷却速度の不均一性が微小な変形や屈折率分布, 光学的異方性の発生などの問題を生じる。  また,成形用の金型や治具とガラスとの接触は,ガラスの着色や強度低下の原因にもなる。  このような不具合の解決には,ガラスの性質を理解することが重要である。  そこで本セミナーでは,これらの現象を解析するうえで必要な,ガラスの高温物性および破壊特性について解説する。

  1. ガラスとは何か
    1. ガラス構造とガラス生成
    2. 主な酸化物ガラスとその構造
  2. ガラスの高温物性
    1. ガラス転移と粘性流動
    2. ガラス融液の比熱
    3. ガラス融液の熱膨張
    4. 高温での光吸収と輻射熱伝達
    5. 転移温度付近での緩和挙動
    6. ガラス融液の酸化還元と表面
  3. ガラスの破壊挙動
    1. 脆性材料の破壊の基礎
    2. ガラスへの残留応力の発生
    3. ガラスへの傷の生成と伸長
    4. 破壊挙動の温度依存性
  4. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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