「ダイ塗布プロセス」コース+「ウェットコーティング」コース

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会場 開催

本セミナーは、「ダイ塗布プロセス」コース+「ウェットコーティング」コースセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 87,210円(税込) → 割引受講料 76,950円(税込)
通常受講料 : 80,750円(税別) → 割引受講料 71,250円(税別)

日時

開催予定

プログラム

1日目:ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策

(2014年07月24日)

 近年ダイを用いた塗布は、塗工精度や繰り返し安定性に優れ、全量塗布できることなどからポピュラーになってきている。しかしながら、ダイ塗布では操作できる塗工条件に制約がありそれを越えると欠陥を生じる。  また、ダイ塗布とロール塗布、ブレード塗布などに共通する塗布欠陥は非常に多い。これらを発生メカニズムから理解することで、初めて見る欠陥にも対応できるアプローチを提供したい。

  1. 種々のダイ塗布方式は一つのファミリーだが・・・
  2. スロット塗布、スライド塗布、カーテン塗布の最大、最小塗布膜厚
  3. ダイ塗布方式には3種類しか存在しないことが証明できる!
  4. プリンテッドエレクトロニクスでは粒子の好ましい配向制御が必要!
  5. 塗布欠陥の対策は、差別点による特徴付けから!
  6. 欠陥対策は主原因を取り除くことだけではない!
  7. リビング
    • ほとんど全ての塗布方式で発生する
  8. 空気同伴
    • 全ての高速塗布での問題
  9. レベリング
    • 支持体の凹凸が解消できなければ
  10. 段ムラ
    • 原因はさまざま
  11. 風ムラ
    • 要因効果に着目
  12. ウィーピングとリブレット
  13. スジ
    • 発生箇所もさまざま
  14. ハジキ
    • 分子間力の仕業ではあるが・・・
  15. まとめ

2日目:ウェットコーティングにおける基礎を速習!

(2014年07月25日)

 機能性フィルムを安価に生産するために、ウェットコーティング技術を適用することが多い。ウェットコーティングにおいて、塗布液が支持体に塗りつくためには濡れ性が重要であり、まずは表面張力について説明する。  塗布方式は、塗布量、塗布速度、塗布液粘度により多くの方式が用いられているが、今回はダイ塗布方式、グラビア塗布方式など4方式の特徴について解説するとともに、同時多層塗布方式についても言及する。  また、塗布品の品質として塗布の厚み制度が重要であるが、ダイ塗布方式による厚み変動要因について、さらに塗布故障として、ハジキ、パーティクル異常、塗布膜厚異常の現象と原因についても解説する。

  1. ウェットコーティングの基礎
    1. 濡れ性と表面張力
    2. 塗布操作の基本要素
    3. 前計量方式と後計量方式
    4. 塗布技術としての要素
  2. 代表的な塗布方
    1. リバースロール塗布方式
    2. グラビア塗布方式
    3. ワイヤーバー塗布方式
    4. ダイ塗布方式
  3. 同時多層塗布方式
    1. スライドスロット塗布方式
    2. ウェブテンションドダイ塗布方式
    3. 多層塗布方式に適する塗布液物性
  4. 塗布故障と対策例
    1. ハジキ故障
    2. 精密塗布機のパーティクル異常故障
    3. 塗布膜厚異常故障

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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