自動車・家庭用燃料電池の2015年本格普及開始に向けて、水素供給インフラの実証・整備が急ピッチで進められている。 そして水素ステーションで使用する高圧水素用容器や、有機材料を利用する新しい水素貯蔵・輸送システムの実用化に向けて、石油・自動車・船舶・プラント業界などが事業化にむけて走り出している。 水素利用技術のテーマは「製造」から「貯蔵」と「輸送」へと転換した。今、水素エネルギーの貯蔵・輸送技術は主要な実用化課題であり、水素エネルギーの安全で経済的な大量貯蔵と輸送手段には新しい材料開発が密接に関係する。 本セミナーでは、実用化に近い有機材料を利用した水素エネルギー貯蔵・輸送の現状と課題および展望について集中講演を行う。
(2014年6月30日 13:00~14:10)
千代田化工建設 技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長
岡田 佳巳 氏
(2014年6月30日 14:20~15:30)
北海道大学名誉教授
有機ハイドライド利用システム研究会副会長 天然ガス高度利用研究会会長
市川 勝 氏
(2014年6月30日 15:40~16:50)
エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部長
坂田 興 氏