ステッピングモータの設計と応用

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ステッピングモータはオープンループ駆動で可変速や位置決めができる便利なモータである。そのため多くの機器に広く使用されるようになってきた。  しかし、その内部構造は複雑であり、微小ステップ角である高分解能型では磁気飽和を起こしやすく、低効率で不経済な設計となっている場合が多々ある。  また最近ではPC磁場解析ソフトに頼り、STMの設計法を知らない設計者、品質管理者が増加しているのは残念なことである。  講師は44年のステッピングモータの開発設計の経験を有し、その間、3相HB型ステッピングモータを含む多数の発明と論文があり、ステッピングモータの研究で博士号も取得した。

本講では主に、1日コースでの、

 特に前者は市販本には書かれていない内容であり、使用する数式は基礎数学 (掛算、割算、3角関数) であり、計算値と実測値との比較も行う。受講後は、誰でも、ステッピングモータに自信を持って、設計、管理、使用対処できるようになり、特にステッピングモータのメーカー、ユーザーの技術者には極めて有益であると確信する。

  1. 回転原理と種類、構造、特徴
  2. 相数 (2、3、5) とステップ角
  3. トルク式の誘導 (VR型とPM型)
    1. 磁気回路の基礎
    2. 仮想磁路法
    3. 永久磁石と動作点
    4. 簡易磁路法による動作点
    5. 起磁力方程式の解による動作点
  4. 設計法の実際
    1. VR型3相4極の場合
    2. クローポール式PM型2相8極の場合
    3. HB型2相100極 (1.8° ) の場合
    4. ソーヤ型リニアステップの場合
  5. 基本特性と測定、選定
  6. 基本駆動法と高性能閉ループ駆動
  7. 応用の実際
    1. OA機器
    2. FA、ロボット、HA機器
    3. カメラ、照明機器
    4. 遊戯機器
    5. 医療機器
    6. 車載

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
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