東京電力 (株) スマートメーター推進室 副室長
中嶋 好文 (なかじま こうぶん) 氏
(2014年6月27日 14:00〜14:55)
スマートメーターの導入は、遠隔自動化による検針・出向業務の効率化やデマンドレスポンスによる設備投資の抑制といった当社の価値だけでなく、お客さまに対する多様な料金メニューや新サービスに必要な、新しい社会インフラの提供をねらいとしている。 このため、2700万個の大規模なネットワークを早期に構築し、安定稼働させることが重要となるが、その第一歩として、この4月よりスマートメーターの設置を開始した。 本講義ではその取り組みの概要を説明する。
HEMSアライアンス事務局長 (東京電力 (株) グループ事業部 部長)
馬場 博幸 (ばば ひろゆき) 氏
(2014年6月27日 15:05〜16:00)
大手電機メーカー等で組織するHEMSアライアンスと、東京大学・生産技術研究所との産学連携プロジェクトであるHEMS道場は、同大COMMAハウスに続き、二軒目の実証スマートハウスを接続して今までにないHEMSアプリケーション創出環境に進化した。 スマートハウスのネットワーク化は、今まで一軒の家に閉じていたHEMSアプリケーションの多様性に向け、新たな自由度を与えることとなる。 そして、これは、ICT分野で議論が進むInternet of Things (IoT) 概念の一部を成すことを概説する。