「技術に優れた日本のリチウムイオン電池が、その座を韓国メーカーに奪われた」。はたして本当か。SONYの開発から20年以上を経て、10年以上にわたって創業者利益を享受した日本の電池とその材料メーカーが、何時までもトップにいる必然性は何処にもない。 日本の工業製品の大事な顧客である韓国、中国その他の国との、国際分業に移行するのは当然であろう。 では、もう日本のリチウムイオン電池と材料メーカーは食えないのか、衰退に向かうのか。これは、例えば民生用の小型電池だけを考えれば、然りである。電池は電池だけでは何の価値もない。 応用分野の多様性と、その中での新たな価値の創出が伴えば、電池は不可欠なデバイスとして、更に利益の期待出来る製品である。 本セミナーでは敢えて「ビジネスモデル」との枠組みで、リチウムイオン電池 (セル) のチャンスを探ってみたい。 ポイントは、高いコストの受入余力のあるスマホ用電池や電動工具とアススト自転車である。またEV用の電池も、多彩な正負極材の選択が可能となり、大容量のみでは無くパワー特性を活かした選択肢もあろう。 いずれの場合も、安全性のクリアは必須であり、上記の用途に採用されている安全性技術の一端も紹介さいたい。
8:30 横浜駅 集合
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9:30~11:00 日産自動車 追浜工場 見学
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11:00~12:30 移動、昼食
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12:30~16:30 セミナー