【第1部】 水素発電の意義と可能性-日本のエネルギー・環境戦略の観点から
(2014年6月25日 13:00~14:15・質疑応答を含む)
(一財) 日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 研究主幹 松尾 雄司 氏
水素は環境調和側の二次エネルギー源として現在大きな注目を集めているが、その将来の展望はエネルギー・環境政策全体の中で捉えられるべきである。
本講演では日本の長期エネルギー需給見通しの観点から水素エネルギー利用の意義を考察し、特に水素発電に焦点を当てて、その導入の可能性を展望する。
- エネルギー需給の中での水素エネルギーの位置づけ
- 水素エネルギーの特性とエネルギー需給における役割
- 水素の供給シナリオと研究開発の動向
- 水素利用技術の動向と将来の導入ポテンシャル
- 燃料電池自動車
- 定置用燃料電池コジェネレーションシステム
- 大規模水素発電
- 2050年までのエネルギー需給分析と水素導入シナリオ
- 2050年までのエネルギー需給見通しと地球環境問題への対処
- 水素発電導入の可能性とその条件
- 水素発電導入による経済的効果
【第2部】 水素発電の技術動向とタービン技術
(2014年6月25日 14:30〜16:00)
三菱日立パワーシステムズ (株) 研究所 ターボ機械研究部 ターボ機械研究第2グループ 主席研究員 浅井 智広 氏
水素は将来の低炭素社会に向けた重要なエネルギー選択のひとつとして大きな注目を集めている。
本講演では、特に水素を燃料として発電する水素発電に焦点を当て、その技術動向と水素燃料対応の最新ガスタービン燃焼技術を概説する。
- 三菱日立パワーシステムズ (以下 MHPS) ガスタービンラインナップの紹介
- MHPS水素リッチ燃料適用ガスタービンの実績
- MHPS水素燃料対応の最新ガスタービン燃焼技術
- ガスタービン燃焼器の概要とその課題
- 水素燃料対応の最新ガスタービン燃焼技術
- 今後の展開
※講師・内容は予告なく変更することがあります。予めご了承ください。
割引特典について
S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- STbook会員登録を希望する
- 1名 28,426円 (税別) / 30,700円 (税込)
- 複数名 18,426円 (税別) / 19,900円 (税込)
- STbook会員登録を希望しない
- 1名 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)
- 複数名 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)