- 日本の製造業はいま大きな発想転換が必要です。まずは“製造業”という業態そのものに対して疑ってみることが必要です。
- 生活者視点、顧客視点でサービスを含めた価値の提供にどのように技術で貢献できるかを考えると、“製造業”という発想は時代遅れなのかもしれません。
- サービスなどとのアライアンスが必要となり、技術は価値の実現の一手段となります。
- 価値を実現するには、自社でまかなえないものは外部から調達する必要が出てきます。
- またそれを実現するネット社会のインフラも発展してきていますし、グローバル化という発想も当然のものとなります。
- そのような流れの中で「オープン・イノベーション戦略」や「エコシステム型のビジネスモデル」というキーワードが注目されていますが、具体的にどのようにすれば自社の強みを活かした戦略・ビジネスモデルは構想できるでしょうか。
当セミナーでは、具体的な事例を紹介しながら、上記のような戦略発想・策定の流れを具体的に理解していただくことを目的とします。
※講義2時間30分、ディスカッション1時間30分を予定
- エコシステム戦略とは
- 共生の理念をベースにした『グローバル・エコシステム』をつくる
- ポイント①: ユーザー、売り手、作り手などの相互関係による創発
- ポイント②: 多様なメンバーの相互関係による個々の成長
- ポイント③: ネットワーク外部性よるエコシステム自体の進化
- 戦略発想のポイント ~事業・技術・知財の視点からの三位一体の発想~
- エコシステム事例
- アップル
- 電子書籍端末 ~アマゾン vs. ソニー~
- ミシュラン
- エコシステム戦略の策定の流れ
- ステップ1.戦略検討の範囲の選択
- ステップ2.戦略仮説想定
- ステップ3.事業環境分析
- ステップ4.全体アーキテクチャ設計とビジネスモデル構想
- ステップ5.市場・技術・事業のロードマップの想定
- ステップ6.個別戦略の検討、実行計画の立案
- 異業種との創発型コンソーシアムの仕掛け方
- コンソーシアムとは何か
- コンソーシアムの種類
- 成功するコンソーシアムの進め方
- エコシステム創出のためのコンソーシアムの進め方
- エコシステム戦略の構想・実行を促進する組織インフラとは
- 高い成長目標の設定、ビジョン・ドメインの設定
- 外部接点機関
- 人事制度、教育制度