日産自動車 (株) 組織開発部 主管 久富 正博 氏
(2014年6月23日 10:30〜11:40)
日産自動車では全社中計、研究開発部門中計達成において、Peopleが重要な土台であると位置づけ、Top Managementの強い意志の基、人財育成の強化に取り組んでいる。 研究開発部門では、中計の重要活動の一つに学習の促進を置き、研究開発人財のありたい姿として“技術力”“マネージメント力“”人間力“の強化を掲げ各種教育活動を推進している。また拡大するGlobal化に対応し海外開発拠点での開発が加速しており、海外開発拠点の開発者に対する人財育成教育も重要となってきている。
(株) 日本触媒 企画開発本部 企画部 部長 浅子 佳延 氏
(2014年6月23日 12:30〜13:40)
中間化学素材メーカーである日本触媒および、日本触媒の新規製品開発に向けたR&Dの取り組みを紹介します。 さらに、研究、企画開発に必要な人材像を明らかにし、日本触媒の人材育成を紹介します。
住友大阪セメント (株) 建材事業部 技術グループ 部長 小堺 規行 氏
(2014年6月23日 13:50〜15:00)
自然科学系技術を日常の業とする所謂“技術者・研究者”にとって、マーケティング戦略理論という社会科学系理論とその実践プロセスはなかなか理解し難い。 本講では、自身も技術系出身である講演者が、10年以上にわたり社会科学の一つであるマーケティング戦略理論の実践的研究を行い、大学の商学系学部で講演・多くの社会人の方々と意見交換してきた経験の中から、技術者が”マーケッターを担う時に最も重要な理論とその実践方法”について紹介する。
富士フイルム (株) エレクトロニクス・マテリアルズ研究所 所長 後藤 孝浩 氏
(2014年6月24日 15:10〜16:20)
富士フイルムは、“勝てる組織”ではなく、“勝つ組織”の精神が不可欠です。 有事の際にリーダーがやるべき4つのこと
新日鉄住金化学 (株) 事業開発企画部 参事 宮永 俊明 氏
(2014年6月24日 10:30〜11:40)
創出される研究開発テーマにはそれぞれの性格を有します。それを市場や顧客ニーズに基づいて分類し、その性格評価 (テーマの評価) を紹介します。 次に、実際にテーマを進めるに際しての進捗度評価の考え方について紹介致します。何をもって進捗を評価するのか? そしてどう管理していくのか? 進捗とはあくまでも相対的な位置づけにすぎません。これらの考え方を実際に講演者の失敗事例も含めて紹介致します。
コバレントマテリアル (株) 技術開発センター長 兼 新規事業化推進部長 外谷 栄一 氏
(2014年6月24日 12:30〜13:40)
一橋大学イノベーション研究センター プログラムマネージャー 特任講師
[前・富士ゼロックス (株) R&D企画管理部] 浅井 政美 氏
(2014年6月24日 13:50〜15:00)
一般的に、ニーズは、顕在ニーズと潜在ニーズに分けられる。顕在ニーズは、よく知られているニーズであり、顧客へのアンケート調査、顧客から寄せられた声、市場における声などを総合的に収集して、整理する。 その整理したニーズは、顕在化されたニーズである。 一方、潜在ニーズは、通常、顧客が意識しないニーズであり、その抽出は、大変難しい。一つの方法として、整理されたニーズを多面的に分析し、異なった視点から検討し、新しい考え方を想起することにより、顕在ニーズを見出せるかもしれない。 潜在ニーズは、確固たるデータに裏打ちされているものではないので、その潜在ニーズが想起されるまでのプロセスが重要となる。次に、そのニーズを機能に読み替え、その機能を基に研究開発テーマを設定する。 本講演では、潜在ニーズの抽出から研究開発テーマの策定までのプロセスを概説する。
(社) 日本レオロジー学会 会長、上田レオロジー評価研究所 代表
[前・日本ペイント (株) R&D本部 技術統括部 スーパーバイザー] 上田 隆宣 氏
(2014年6月24日 15:10〜16:20)
企業研究所の所長として実践したマネジメント手法と日本レオロジー学会の会長として研究の最先端を牽引する立場で得られた研究開発マネジメントについて解説する。 研究開発のマネジメントといえばステージゲートなどの進捗過程でいかに成果に結びつけてゆくかというマネジメント手法が取り上げられるが、それよりも重要なのは研究開発の種である研究者個人の発想を引き出して課題形成をする過程である。 種がなければ実にはならない、よりよい種を作る、発想の段階のマネジメントは重要であるが手法として整理されてはいない、様々な手法を統合して課題形成の手法と研究開発技術者の情報リテラシー、研究姿勢まで解説をする。