経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課/燃料政策企画室 係長
橋本 薫 (はしもと かおる) 氏
(2014年6月20日 13:00〜14:10)
今年の4月にエネルギー基本計画が策定され、地熱発電を含む再生可能エネルギーは「有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源」として位置づけられた。 これを受け、国として今後の地熱政策をどのように展開していくのか、環境アセスメントなどの規制・制度改革の状況と合わせて紹介する。
一般財団法人電力中央研究所 環境化学領域 主任研究員
窪田 ひろみ (くぼた ひろみ) 氏
(2014年6月20日 14:25〜15:40)
持続可能な地熱発電開発には、地元関係者との相互理解と信頼関係の構築、および地域共生を鑑みた事業計画が重要である。 これまでの温泉事業者や自治体等の意識調査、各地の現場調査結果に基づき、環境リスク (温泉や自然環境への影響等) 対策上の課題やコミュニケーション方策、地域共生事業としての留意点について紹介する。
地熱技術開発株式会社 取締役 営業・事業開発部長
大里 和己 (おおさと かずみ) 氏
(2014年6月20日 15:45〜17:00)
現在各地で検討されている地熱発電事業は、1万kWを超える坑井掘削を伴う大型事業、数MW級の坑井掘削を伴う中型事業、100kW前後の温泉発電を中心とする小型事業に類型化できる。 地熱開発のリスクについて整理して、事業規模に応じて発生するリスクの影響について実例を交えて解説し、リスク回避の方策について紹介する。