2014年度 6省庁のIT関連重点施策

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開催予定

プログラム

1. 警察によるITSの推進

警察庁 交通局 交通企画課 課長補佐
來山 信康 (きたやま のぶやす) 氏

(2014年5月30日 10:00〜10:55)

 警察では、道路交通の安全と円滑を図り、交通公害を防止するため、様々な取組みを進めているが、その取組みの一つとして、最先端の情報通信技術等を用いて、運転者への交通情報提供や信号機の制御等を行うことにより、安全運転支援や交通管理の最適化等を図るITS (Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム) の積極的な導入に努めているところである。  本講演では、警察によるITSであるUTMS (Universal Traffic Management Systems:新交通管理システム) について、現状の取組みと新たな展望について説明する。

  1. UTMSの整備状況
  2. 次世代UTMSの開発整備
  3. ITS世界会議の概要と成果
  4. 今後の展望
  5. 質疑応答/名刺交換

2. 総務省におけるICT重点政策

総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課 課長補佐
田中 一也 (たなか かずなり) 氏

(2014年5月30日 11:00〜11:55)

( 11:00〜11:55) ICTは全ての社会・経済活動の基盤。経済成長のみならず、社会的課題の解決のためのツールとして、その果たすべき役割は大きい。総務省では、①新たな付加価値産業の創出や、②社会的課題の解決を目指す「ICT成長戦略」を昨年策定しており、その具体化に向け取組んでいるところである。 本講演では、ICT成長戦略やその後の総務省のICT施策について幅広く紹介する。
  1. 経済再生に貢献するICT成長戦略の推進
  2. 新たな市場創出のための国際展開の推進
  3. 東日本大震災からの復興の着実な推進
  4. ICTによる社会的課題の解決と豊かな生活の実現
  5. ICTの安心・安全の確保
  6. 質疑応答/名刺交換

昼食・休憩

(2014年5月30日 11:55〜12:40)

3. 文部科学省における2014年度ICT関連施策

文部科学省 生涯学習政策局 情報教育課 課長補佐
降旗 友宏 (ふりはた ともひろ) 氏

(2014年5月30日 12:40〜13:35)

 世界最高水準のICT利活用国家を実現するために、文部科学省では、初等中等教育段階における情報通信技術を活用した教育の推進や、ICTの利活用を牽引する、産官学が連携した高度ICT人材の育成にかかる取組みを推進している。  本講演では、文部科学省におけるICT関連施策の動向や2014年度予算などについて紹介する。

  1. 政策の主な動向
  2. 文部科学省におけるICT関連施策
    1. 年度 関係予算の概要
  3. 質疑応答/名刺交換

4. 農林水産分野におけるIT化の推進について

農林水産省 大臣官房 評価改善課 情報室 情報化推進班 課長補佐
中谷 康則 (なかたに やすのり) 氏

(2014年5月30日 13:40〜14:35)

 我が国農業の現場では、担い手の高齢化の進行、耕作放棄地の増大等様々な課題が生じている。一方、我が国のICTの発展はめざましく、エネルギー、環境等の分野ではICTの活用による産業の高度化が実現している。  上記の課題を解決し、農業の成長産業化を促進する手段の一つとして、ICT導入が有効であると考えられる。  本講演では、我が国の農業の現状と課題及び農業におけるICT利活用及び農林水産省の取組みについて紹介する。

  1. 我が国の食料・農業・農村をめぐる状況
  2. 今後の農業政策の展開方向
  3. 新たなIT戦略について
  4. 農林水産省における取組みについて
  5. 農業におけるIT利活用事例
  6. 質疑応答/名刺交換

5. 経済産業省における2014年情報政策の重点

経済産業省 商務情報政策局 情報政策課 課長補佐 (政策企画委員)
若月 一泰 (わかつき かずひろ) 氏

(2014年5月30日 14:45〜15:40)

 デジタル・ネットワーク技術やインターネットは経済・社会に全般的に浸透し、既存産業の競争構造の変化とエネルギーや医療・ヘルスケア等の社会的な課題への新たなソリューションがもたらされつつある。  ITを高度に活用しつつ、健康寿命延伸産業、付加価値の高いサービス産業の創出、クールジャパンの推進とも互いに相乗効果を及ぼしながら、日本の魅力を最大限に活かした「新たな価値創造産業」を生み出し、それを海外に売り込んでいく。  本講演では、こうした状況における経済産業省の情報政策の重点を、2014年予算との関係を含めて紹介する。

  1. 政策の基本的な方向性
  2. IT、健康医療、サービス、クールジャパンの各分野の概要
  3. 検討が必要な課題例
  4. 検討の方向性
    1. 年度 関係予算の概要
  5. 質疑応答/名刺交換

6. 今後の交通政策とICTの利用について

国土交通省 総合政策局 情報政策課 企画室 室長
渡田 滋彦 (とだ しげひこ) 氏

(2014年5月30日 15:45〜16:40)

 交通政策基本法が2013年12月に公布施行され、経済社会活動の基盤である交通に関する施策の基本理念、関係者の責務等が定められた。  この中で、交通の利便性向上等のため情報通信技術 (ICT) 等の活用の推進を図ることとされている。このような状況で実施している、ビッグデータ及びICTの活用により、公共交通利用者の利用実態や地域生活者の潜在的な移動ニーズをきめ細かく把握・分析し、利便性の高い新たな公共交通サービスを創出する取組みを紹介する。  また、ITSの高度化や歩行者の移動支援等、国土交通省のICTを活用した交通関連施策を紹介する。

  1. 交通政策基本法と今後の交通政策
  2. ビッグデータを活用した利便性の高い公共交通サービス等の創出
  3. 国土交通省におけるICT交通関連施策
  4. 質疑応答/名刺交換

会場

アイビーホール 青学会館
150-0002 東京都 渋谷区 渋谷4-4-25
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