防災・災害対策予算と重点施策

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プログラム

1. 2014年度内閣府防災担当予算の概要

内閣府 政策統括官 (防災担当) 付参事官 (総括担当) 付
参事官補佐 (広報・予算担当)
高橋 英美 (たかはし ひでよし) 氏

(2014年5月21日 13:00〜13:55)

 内閣府防災担当では、災害から国民を守るため、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び災害からの復興に関する基本的な政策に関することや、大規模な災害が発生又は発生する恐れがある場合における当該災害への対処その他の防災に関すること等について、行政各部の施策の統一を図るための企画及び立案並びに総合調整を行っています。  本講演では、昨年の災害対策基本法の改正等を踏まえて、首都直下地震や南海トラフ巨大地震といった大規模地震対策や火山災害、水害等の災害に対して実効性ある対策が講じられるように計上している2014年度予算について、その概要を説明します。

  1. 社会全体としての事業継続体制の構築
  2. 防災を担う人材の育成、訓練の充実
  3. 実践的な防災行動定着のための国民運動
  4. 第3回国連防災世界会議の開催
  5. 質疑応答/名刺交換

2. 次期気象衛星「ひまわり8号」の概要とその地上システム

気象庁 観測部 気象衛星課 課長補佐
島津 好男 (しまず よしお) 氏

(2014年5月21日 14:00〜14:55)

 気象衛星「ひまわり」は、天気予報や台風の監視等において重要な役割を果たしてきた。今年打ち上げ予定の「ひまわり8号」は、現行の「ひまわり7号」と比べ、観測画像を高解像度化及び高頻度化し防災のための監視機能を強化するほか、画像の種類も約3倍に増やし気候・環境監視機能を強化する。  一方で、画像データの量が数十倍に増加するため、そのデータ処理や保存を行う地上システム、利用者へのデータ配信機能の強化も行う計画である。

  1. 気象衛星「ひまわり」の概要
  2. 天気予報や台風の監視における「ひまわり」の役割
  3. 次期気象衛星「ひまわり8号」の機能
  4. 「ひまわり8号」の地上システムとデータ配信機能
  5. 質疑応答/名刺交換

3. 警察情報通信の現状と課題~災害対応の観点から~

警察庁 情報通信局 通信施設課 課長補佐
大塚 祥央 (おおつか よしひさ) 氏

(2014年5月21日 15:05〜16:00)

 警察は、個人の生命、身体財産を守り、社会の安全と秩序を保つため、全力を尽くして日々の活動を行っています。その中で、警察の情報通信は、平常時における情報通信を確保することはもちろんのこと、重要事案、事故、災害等の突発的な事態においても迅速に所要の情報通信を確保し、状況の変化と警察活動の進展に即応した適切な運用を図ることを使命としています。  本講演では、東日本大震災での警察通信の活動を例に警察通信施設を紹介するとともに、現状の取組、今後の課題等について説明します。

  1. 警察の情報通信基盤の現状
  2. 東日本大震災の反省・教訓と主な対策
  3. 国の責務として
  4. 警察の情報通信部門における今後の取組
  5. 質疑応答/名刺交換

4. 文部科学省における防災対策の取組み ~災害に強い学校施設の整備の推進~

文部科学省 文教施設企画部 施設企画課 防災推進室長
富田 大志 (とみた ひろし) 氏

(2014年5月21日 16:05〜17:00)

 学校施設は、子供たちの学習・生活の場であるとともに、非常災害時には地域住民の避難所としての役割も果たすことから、安全と安心を十分に確保したものでなければならない。  文部科学省においては、東日本大震災における被害を踏まえ、災害に強い学校施設の整備を推進しており、非構造部材の耐震対策を含む学校施設の耐震化、津波対策、地域の避難所としての防災機能の確保、省エネルギー対策を進めている。  本講演においては、これらについて具体的な取り組みを説明する。

  1. 学校施設の耐震化 (非構造部材の耐震対策を含む)
  2. 学校施設の津波対策
  3. 学校施設の地域の避難所としての防災機能の確保
  4. 学校施設の省エネルギー対策
  5. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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