疲労のメカニズムをふまえた定量評価法と抗疲労製品の開発

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抗疲労性製品を開発するためには、できるだけヒトに近い疲労動物のモデルを作製することが重要である。  本セミナーでは滋養強壮ドリンク剤 (大正製薬のゼナ) の有効性評価で利用した疲労動物モデルの作製技術を解説すると共に、それらを用いて実施した各種評価試験 (行動薬理学的見地から疲労および抗疲労効果を評価し、そのメカニズムを脳内ドパミンの画像解析とグルタミン酸分泌量を測定して明らかにした) とそれらを基にした他の機能性食品の有効性についても解説する。  なお、セミナーの冒頭には、機能性食品が求められている主旨を理解するために未病と未病治療についても解説する。

  1. 未病の概念
  2. 未病の分類と治療
  3. 未病治療における補完代替医療
  4. 代替医療における抗疲労サプリメントの有用性と開発意義
  5. 疲労の一般的概念
  6. 疲労モデルの作製とそのモデル対する滋養強壮ドリンク剤の有効性評価
    1. 強制水泳モデル
    2. 薬物誘発性中枢性疲労モデル
    3. 強制歩行モデル
      1. 行動薬理学的解析
      2. 顕微測光解析システム装置を用いた中枢ドパミンの画像解析
      3. テレメトリー法を用いた中枢グルタミン酸の分泌量測定
    4. 拘束ストレスモデル (精神的絶望モデルと希望的モデル)
  7. 強制歩行誘発性疲労モデルを用いた各種サプリメントの有効性評価
    1. ビール酵母の抗疲労効果
    2. コーエンザイムQ10の抗疲労効果
    3. かつおエキスの抗疲労効果
    4. パントテン酸Caの抗疲労効果
    5. アミノ酸の抗疲労効果

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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