口から食べ続けられる高齢社会への変革

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我が国における高齢化率は今後も高まり、平均寿命は延び続けていくことが予想されます。人間が年をとっても幸せに生き続けられる要は「美味しく食べる」ことです。  一方、肺炎に罹患する高齢者も増えてきており、口から食べたい希望と対峙しなければならない誤嚥性肺炎がクローズアップされています。考え方は様々ですが、多くの当事者やご家族は、生きている限り僅かでいいから食べさせて欲しいと願っています。  本セミナーでは、誤嚥性肺炎の医学的管理を正しく理解し、幸せの根幹である口から食べることを支援していくための、口腔マネジメントスキル、包括的な食支援の必要性と食事介助スキルなどについて学習していきます。

1. 誤嚥性肺炎患者への経口摂取を主軸とした医学的管理

社会医療法人社団三思会 東名厚木病院 総合診療科 科長 医師
(NPO法人口から食べる幸せを守る会 副理事長)
安西 秀聡 (あんざい ひであき) 氏

  1. 誤嚥性肺炎とは (オーバービュー)
  2. 誤嚥性肺炎患者に絶飲食は本当に必要か?
  3. 誤嚥性肺炎患者のADL管理
  4. 誤嚥性肺炎患者に対する効果的な治療プロセス
  5. 経口摂取を安全に実施するためのリスクマネジメント

2. 口から食べ続けるための口腔マネジメントとケアスキル

医療法人憲仁会 山谷歯科医院 歯科医師
一瀬 浩隆 (いっせ ひろたか) 氏

  1. 口腔と全身の関係
  2. 経口摂取のための口腔アセスメント
  3. 安全で効果的な口腔ケアを提供するための準備
  4. 口から食べるための口腔ケア技術
  5. 困難症例への対応

3. 包括的食支援の必要性と食事介助スキル

社会医療法人社団三思会 法人本部
摂食嚥下サポート担当課長 看護師
(NPO法人口から食べる幸せを守る会 理事長)
小山 珠美 (こやま たまみ) 氏

  1. 口から食べる意義と食べられないことによる弊害
  2. 包括的食支援の必要性
  3. 経口摂取を早期に開始し継続していくための支援技術
  4. 経口摂取における臨床的評価と食事介助スキル (相互実習)
  5. 口から食べ続けられる高齢社会を実現するために!

会場

連合会館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
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