先行技術調査とそのための特許分析ノウハウ

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特許調査や特許検索では厳密さや難しさが強調され、情報の活用が最も期待されている一般の技術者や研究者にはやや近寄りがたい印象がある。その一方で、IPDLなど使い難いシステムを使っている技術者も少なくない。本来、特許情報は技術開発や研究活動に役立つように高い再現率で、しかし簡単に利用されるべきものである。  本セミナーでは、多忙な技術者や研究者が自分の情報収集のために特許情報を高再現率であるが簡単に利用できる方法を紹介する。またそのために検索結果を分析するノウハウを紹介する。検索手法としては「概念検索」をその原理、簡単な利用、高度な利用法までを実例を豊富に入れて紹介し、さらに検索式の利用や概念検索との組合せ利用も紹介する。なお、これまでのセミナー参加者からは「概念検索の上手な利用に関して目からうろこ」の思いがしたという感想をえている。検索手法の上手な利用のための検索結果の分析として、概念検索の結果の評価法、検索式における近傍検索の効果の分析、さらにやや高度なことであるが特許分類の一つであるFI記号の使いこなしなどを紹介する。 (FI記号活用システム・WebFIを無料提供する)  受講者として第一に期待している人は技術者・研究者であるが、社内でその人達を指導する立場にある知財部門や調査部門の人も対象であり、さらに特許調査を始めた方々も対象である。多数のご参加をお待ちしております。

  1. はじめに … 特許調査について
    1. さまざまな特許調査
    2. 先行技術調査と特許検索
    3. 情報検索の基礎知識
      • キーワード検索
      • 遡及調査とSDI
      • 再現率と適合率など
  2. 概念検索とその活用法
    1. 概念検索とは何か?
      1. 初心者でも検索し易い特徴
      2. 概念検索の原理;キーワードの重み付け
    2. 概念検索の上手な使い方
      1. 簡単な利用法
      2. 再現率を高める利用法
    3. 概念検索の結果の分析と比較検討
      1. 上手な質問文の作り方
      2. 上手な概念検索の進め方
      3. システムによる再現率の大きな違い
    4. 概念検索でコアサーチを
      1. 効率的な調査法
      2. 無効資料調査などでの概念検索の利用
  3. 上手な検索式の作成法
    1. 検索式の基礎;and,or,notの正しい利用
    2. 同義語の重要性
    3. 近傍検索
    4. 特許分類を併用した検索
    5. 概念検索との組合せ
  4. FI記号の活用 (WebFI利用含む)
    1. FI記号の便利な参照
    2. FI記号による検索
    3. FI記号のキーワード検索法
  5. 終わりに・・・概念検索のその他の活用;アイデア発想支援
    1. 考え方
    2. 実例の紹介

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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受講料

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