本セミナーでは、細胞足場材料について基礎から解説し、構造制御技術や複合化技術、生体親和性の向上方法などの例を挙げながら組織再生に相応しい足場材料およびその製造方法について解説いたします。
日時
- 2014年6月27日 12時30分〜 2014年6月27日 16時30分
開催予定
プログラム
再生医療において、足場材料は細胞を三次元的に分布させ、特定の形状を賦与しつつ、再生のためのスペースを提供するための支持体として重要な役割を果たしている。また、足場材料は、細胞の接着、増殖から基質産生へ向かうように細胞の分化を制御できること、高い生体親和性、機械強度など、実に様々な性質が要求される。加えて、理想的な組織再生を行うためには、増殖した細胞と産生された細胞外マトリックスが組織化し、新しい生体組織が形成される段階で多孔質材料は新しい組織に置換されることが望ましい。そのために生体吸収性高分子の足場材料はよく用いられている。生体吸収性高分子は、ポリL-乳酸 (PLLA) やポリグリコール酸 (PGA) 、乳酸とグリコール酸の共重合体 (PLGA) 、ポリカプロラクトン (PCL) などの合成高分子と、コラーゲンやゼラチン、ヒアルロン酸などの天然高分子に大別される。 本講演では、再生医療に用いられる足場材料をレビューしながら、最近の進歩と今後の展開も合わせて紹介する。特に、足場材料の構造制御技術や複合化技術、生体親和性の向上方法などの例を挙げながら、組織再生に相応しい足場材料およびその製造方法について述べる。
- 再生医療開発に求められる材料研究のアプローチ
- 足場材料の必要条件
- 足場材料の原材料
- 生体吸収性合成高分子の足場材料
- 天然高分子の足場材料
- 細胞外マトリックス足場材料
- 自家足場材料
- 複合足場材料
- 階層構造の足場材料
- パターン化構造の足場材料
- 足場材料の作製方法
- 氷微粒子を用いた足場材料の作製法
- 生体吸収性合成高分子と天然高分子との複合方法
- 気孔率の制御
- 足場材料の構造制御
- 足場材料の組織再生への応用と今後の展望
- 足場材料を用いた真皮組織の再生
- 足場材料を用いた軟骨組織の再生
- 足場材料を用いた骨組織の再生
- 今後の展望
会場
受講料
- 1名様: 46,278円(税別) / 50,905円(税込)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
- 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
- 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)