第1部 世界水ビジネスの現状と日本の戦略
(2014年5月28日 10:30~12:30)
世界水ビジネスは経済の発展と人口の増加で2030年には100兆円規模を超えるとも言われている。日本には、膜処理や維持管理などで、世界に誇れる技術が沢山あるが、グローバル市場では存在感が薄い。世界各国、多くの世界的な企業が水ビジネスに参入している。このような背景下で、日本が勝つためには、どんな戦略が考えられるのか、一緒に考えてみたい。
- 世界の水資源の現状 … 使える淡水は水資源量の0.01%しかない
- 先進国も水不足に直面している (例:米国、豪州など)
- 急拡大する世界の水需要
- 世界水ビジネスの市場規模
- 水インフラへの投資額
- 世界巨大水企業の戦略
- 水メジャー
- スエズ
- ヴェオリア
- テムズウォーター
- GE など
- 国別水ビジネス戦略
- 期待される民間向け水ビジネス
- 勝てる戦略
第2部 水ing (株) における水ビジネスの現状と今後の取り組み
(2014年5月28日 13:10〜14:10)
当社の60年にわたる「水・環境」の総合事業会社としての活動の紹介することで、水ビジネスの現状を解説する。さらに、今後の取り組みについて紹介する。
- 水ing (株) について
- 水ing (株) の沿革
- 業務内容
- 事業領域
- 対象顧客
- 国内外拠点の紹介
- 国内外における実績
- 今後注力する分野
- デザインビルド
- 長期事業運営
- 管路整備
- 検針・徴収
- R&Dによる技術開発
第3部 産学官連携による水環境ビジネスの展開
~しが水環境ビジネス推進フォーラムの取組および下水処理場の課題~
(2014年5月28日 14:20〜15:20)
これまで、琵琶湖の水環境保全において蓄積してきた知恵と経験を活かし、世界の水環境課題の解決に向けて、「琵琶湖モデル」を発信し、産学官民が連携した取り組みを進めているが、その現状をご報告するとともに、滋賀県の取組や「しが水環境ビジネス推進フォーラム」に参画する企業の技術や製品等を知っていただき、受講される皆さんとの連携の可能性を探る。
- 商工観光労働部 商工政策課 望月氏 担当
- 滋賀県での水環境ビジネス推進の取組
- プロジェクトの展開状況
- 年度の取組予定
- 琵琶湖環境部 下水道課 斎野氏 担当
- 水環境分野での滋賀県の海外展開の取組
- 水環境分野での技術開発・普及に関する取組
第4部 上下水道事業における情報プラットフォーム構築
~WBC (ウォータービジネスクラウド) のご紹介~
(2014年5月28日 15:30〜16:30)
上下水道事業の安定的な持続性が求められる中で、日々の点検でより蓄積されたデータをどう活用するのかに焦点をあて、クラウド技術を用いた情報プラットフォームの仕組みとスマートデバイスを用いた水処理施設運営手法をご説明いたします。また、様々な分野で強みをもつ企業が本プラットフォームを通じてコラボレーションすることで、新たなビジネスチャンスに繋がることについてもご説明いたします。
- 会社紹介
- 施設運営における問題点
- 情報プラットフォームの必要性
- 一箇所に集める事で情報はより価値が高くなる
- 施設を中心にした複数組織間コミュニケーション
- 広域化と遠隔支援による運営の効率化
- WBCのコンテンツ紹介
- M2M (マシン ツウ マシン) データの自動収集
- SFS (スマート フィールド サービス) タブレットやスマートフォンを使った現場データの収集
- AR (拡張現実) マーカーを使った新しい取り組み
- WBCの今後の展開
- OEM拡販
- 他社システムとの連携
- アセットマネジメントソフトウェア、ERP (エンタープライズ リソース プランニング) との連携
<趣旨>
上下水道事業の安定的な持続性が求められる中で、日々の点検でより蓄積されたデータをどう活用するのかに焦点をあて、クラウド技術を用いた情報プラットフォームの仕組みとスマートデバイスを用いた水処理施設運営手法をご説明いたします。また、様々な分野で強みをもつ企業が本プラットフォームを通じてコラボレーションすることで、新たなビジネスチャンスに繋がることについてもご説明いたします。
<得られる知識>
- 蓄積データを有効に活用するための情報プラットフォームの仕組み
- スマートデバイスを用いた水処理施設運営手法
- 会社紹介
- 施設運営における問題点
- 情報プラットフォームの必要性
- 一箇所に集める事で情報はより価値が高くなる
- 施設を中心にした複数組織間コミュニケーション
- 広域化と遠隔支援による運営の効率化
- WBCのコンテンツ紹介
- M2M (マシン ツウ マシン) データの自動収集
- SFS (スマート フィールド サービス) タブレットやスマートフォンを使った現場データの収集
- AR (拡張現実) マーカーを使った新しい取り組み
- WBCの今後の展開
- OEM拡販
- 他社システムとの連携
(アセットマネジメントソフトウェア、ERP (エンタープライズ リソース プランニング) との連携)