(株) 野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部
上級コンサルタント
山口 毅 (やまぐち たけし) 氏
(2014年4月25日 14:00〜15:10)
映像サービス (プラットフォーム) のみならず、視聴デバイス・インフラの多様化により、生活者のメディア接触習慣に変化が生じている。また、従来は放送局や映画会社が映像コンテンツを制作・供給してきたが、その役割を顧客基盤と資本力のある新たなプレーヤーが担うケースがでている。 このような変化は、放送メディア業界構造に少なからず影響を与える可能性がある。スマートTVや4K8Kなどの新たな放送サービスが政府により推進されてはいるが、放送メディア業界は今までとは異なるスピード感でこれら外部環境変化への対応が必要となってきている。 本講演では、これらの動向を紹介するとともに、放送メディア業界への影響および業界の方向性について考察する。
(株) フジテレビジョン 総合開発局 IT戦略担当局長
塚本 幹夫 (つかもと みきお) 氏
(2014年4月25日 15:20〜16:30)
フジテレビ総合開発局はメディア推進に加え、ペイテレビ事業、アニメ事業、経営企画、メディア政策、特区対応など多岐に亘る業務を所掌しています。中でも放送通信連携サービスに関しては、地上波ではすぐに実現できないような大胆な試みを展開、業界内でも注目を集めています。 今回はその中から、「キー局初の放送サイマル配信」を始めた「フジテレビNEXTスマート」と、無料広告型オリジナル番組配信プラットフォームである「フジテレビプラス」について、その内容と狙いを紹介するとともに、「スマートテレビ」「セカンドスクリーン」など次世代テレビの行方について、米国など海外の状況も交えて解説します。