民放キー5局の生き残り戦略2014

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プログラム

開局60年・55年・50年など、去年から今年にかけて、民放キー局の多くは節目を迎えている。このタイミングで、地上波テレビは幾つかの課題に直面してもいる。同時にテレビ技術も新たな枠組みが出来つつあり、視聴者のテレビの見方が変わる可能性も出て来ている。こうした状況の中、民放キー局が次世代をどう切り開いていくのか、多くの関係者の関心が高まっている。  そこで当セミナーでは、鍵を握るキー局の各担当者にお集まり頂き、各局が時代をどう認識し、課題をどう克服し、どんな未来を切り拓こうとしているのかを語りあう。大きく変化する時代状況の中、地上波テレビ各局は媒体価値をどう向上させ、どう生き残っていくのかを語って頂く。

日本テレビ放送網株式会社 編成局 局長
広瀬 健一 (ひろせ けんいち) 氏

株式会社テレビ朝日 編成制作局 総合戦略部 部長
谷口 洋一 (たにぐち よういち) 氏

株式会社TBSテレビ メディアビジネス局 デジタルコンテンツ制作部 部長
合田 隆信 (ごうだ たかのぶ) 氏

株式会社テレビ東京 編成局 局長
井上 康 (いのうえ やすし) 氏

株式会社フジテレビジョン 編成制作局 編成担当局長
山口 真 (やまぐち まこと) 氏

<コーディネーター>
次世代メディア研究所 代表 メディア・アナリスト
津田塾大学数理科学研究所客員研究員
鈴木 祐司 (すずき ゆうじ)

Ⅰ.2013年度を振り返る

 4K/8K・次世代スマートテレビなどの方針が総務省での議論で決まった。実際に4Kテレビが売り出され、ハイブリッドキャストのサービスも年度後半に各局が着手した。他にダブルスクリーン展開を各局とも積極的に展開している。  一方、地上波テレビのリアルタイム視聴率は長期低落傾向にある。その中での視聴率競争は激しさを増していた。各局各立場から前年度を振り返る。

Ⅱ.2014年度の主要な戦略

 編成戦略、4K/8K対応、放送高度化の方針、タイムシフト対策など、各局の新年度の方針や中長期戦略などを概観する。

<休憩>

Ⅲ.4K/8Kの意味

 テレビ技術の進化では、高画質化が一つの柱だった。今後この方向については、各局はどう対応するのか。現場の課題・可能性、経営的なメリット・デメリットなどを議論する。

Ⅳ.次世代スマートTVとセカンドスクリーンの意味

 ハイブリッドキャストのメリット・デメリットは。セカンドスクリーンでリアルタイム視聴はどこまで増やすことができるのか、経営的にはどんなプラスがあるのか。パソコンやスマホ・タブレット文化との関係はどうなっていくのか。

Ⅴ.タイムシフト時代への対応

 デジタル録画機が75%の家庭に普及し、タイムシフト視聴の習慣が定着しつつある。キー局の中には、この状況に積極的に対応し始めている局もある。  さらにタイムシフト視聴は、番組全体ではなく、部分のみを見る文化、さらに宅外に持ち出す文化も作りだす可能性が出てきている。従来と大きく異なるテレビ文化の出現の可能性と各局の姿勢を伺う。

会場

弘済会館
102-0083 東京都 千代田区 麹町5-1
弘済会館の地図

受講料