1. メガソーラー事業計画作成ノウハウとチェックポイント
淀屋橋総合会計・不動産鑑定 代表者
安田 祐一郎 (やすだ ゆういちろう) 氏
(2014年4月22日 13:00〜14:50)
2012年7月から導入された全量買取制度 (日本版FIT) により、様々な事業者がメガソーラー事業に参入しております。参入時の判断や資金調達に必要なメガソーラー事業計画の作成方法やチェックポイントを解説いたします。
また、今後は稼働しているメガソーラーの売買も活発になることが予想されます。その際のポイントとなるメガソーラーの評価額算定方法や転売時の留意点を解説いたします。
- メガソーラー事業計画の概要
- 買取単価と事業計画
- 損益計画
- 資金収支計画
- イニシャルコストの見積方法
- 設備費
- 土地造成費
- 土地取得費、地上権設定費用
- 売上高 (売電収入) の見積方法
- STEP PV
- 検証機関の利用
- 劣化割合の見積り
- 営業費用等の見積方法
- メンテナンス費用 (O&M費用)
- 保険料
- 地代、屋根設置代
- 法人事業税 (収入割)
- 償却資産税、固定資産税
- 減価償却費
- 設備投資
- 撤去費用
- 採算性、安全性の指標
- シミュレーション例
- IRRの算出
- DSCRの計算
- メガソーラーの投資スキームと転売
- 自社による投資スキーム
- リースによる投資スキーム
- SPCを利用した投資スキーム
- 信託を利用した投資スキーム
- メガソーラーの評価額算定
- 評価額の必要なケース
- 評価方法
- DCF法
- 割引率の算出方法
- 事業価値算出例
- グリーン投資減税とメガソーラーの評価額
- 質疑応答/名刺交換
2. 電力協議の実際と改定設備認定、進め方と交渉術
株式会社明電舎 新エネルギー事業推進部
エネルギーシステム部 太陽光技術課 技師
長谷川 一穂 (はせがわ かずほ) 氏
(2014年4月22日 15:10〜17:00)
電力協議には、事前相談・接続検討申し込み、設備認定申請から電力需給契約にいたるまで必要なステップがあります。系統接続検討に必要な基礎知識「電力品質確保に係るガイドライン」「電気設備の技術基準の解釈」等の要点と、電力協議申請書の作成方法と具体的協議のポイントを解説いたします。
また、協議の中心となるパワーコンディショナの知っておきたい機能についても解説いたします。
- 系統連系技術の概要
- FIT制度におけるシステム構成
- 系統蓮系区分
- メガソーラー設置事例
- 系統連系技術の概要
- 系統連系ガイドライン
- 配電系統の電圧管理
- FRT機能
- 電力会社との接続協議
- 手続きの流れ
- 接続検討申し込み作成方法
- 改定設備認定
- 協議に必要なパワーコンディショナ関連資料
- 電力会社回答事例
- 運開後の懸案事項
- パワーコンデョショナ (PCS) 概要
- 連系協議で必要な制御機能
- PCS基本仕様例
- 太陽電池容量とのベストバランス設計・連系区分との関係
- 質疑応答/名刺交換