ヒトの感性に訴求する化粧品の開発

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会場 開催

本セミナーでは、「感性価値の高い商品」を提供するためのコンセプト固めからパッケージ、店頭ディスプレイの演出まで、網羅的な知識とノウハウを提供いたします。
化粧品の事例を中心に詳解いたしますが、感性価値に大きく左右されるファッション関連や製品の開発、広告会社の方も対象としております。

日時

開催予定

プログラム

本セミナーは、過去に開催した化粧品関連セミナーの受講者からのご要望を反映し、化粧品のコンセプト固めから売り場の演出方法までを網羅した全5部構成にて開催いたします。  市場にて輝きを放つ“感性価値の高い商品“はどのように産みだされるのか、豊富な経験を基に第一線で活躍されている講師陣にご講演賜ります。 商品企画、開発研究、マーケティング、デザイナー、プロモーション、営業など幅広い方にお役立ていただける内容となっておりますので、詳細は下記講演プログラムにてご確認ください。  また、化粧品をメインの内容として取り扱っておりますが、同様に感性価値に大きく左右されるファッション関連や、プロダクト製品全般の開発、広告会社など幅広い業種からのご参加をお待ちしております。

第1部 感性価値から見る消費者意識の理解と化粧品開発への反映 (10:00~11:10)

 化粧品の訴求や消費者ニーズ、あるいは、技術開発や研究分野の方向性は、時代とともに変化している。なかでも、消費者ニーズは、効果や機能をより強く求める機運Functionalism (機能主義) と、自然のものへの憧憬や安心、安全を求める機運Naturalism (自然主義) の2つのうねりがある。  化粧品は、快適な感触を持ち、安心して使用でき、効果を感じさせるということを基本的な性能として求められるが、消費者が期待する世界観や時代の意識潮流を見極めることも必要である。

  1. はじめに
    1. 消費者意識
      買いたくなる気分
    2. 消費者行動
      購入につながるもの
  2. 感性トレンド
    1. 周期変動
      市場経済・景気変動には波がある
    2. デジタル気分
      ハードなものを好ましいと感じる気分
    3. アナログ気分
      ソフトなものを好ましいと感じる気分
  3. ファッショントレンド
    1. ファッションの志向変動
    2. スポーティ志向
      シンプル・カジュアル・ミニマム
    3. エレガンス志向
      デコラティブ・フォーマル・フェミニン
    4. 移行期:混在するリアルクローズ
  4. 化粧品トレンド
    1. 化粧品ブランドの変遷
    2. Functionalism
      効果効能、機能主義
    3. Naturalism
      安心安全、自然主義
  5. まとめ 求められる商品、化粧品とは

第2部 “失敗事例に学ぶ” 商品づくり、ブランドづくり ~ヒット商品と売れない商品は何が違うのか~ (11:20~12:30)

 「マニュアルどおりにやってみたら上手くいった」なんて都合のいいことがある訳はありません。そして、多くの成功事例はあまり参考になりません。  むしろ、失敗事例に多くのヒントが隠されています。失敗経験がキャリアを作ると言いますが、出来ることであれば、自分では失敗したくないものです。  そこで、他の失敗事例を多く知ることで、自分の失敗経験を増やしてみませんか。

  1. 「時代・経済動向」への対応ミス
  2. 「購買チャネルの変化」への対応ミス
  3. 「顧客の意識変化」への対応ミス
  4. 「ブランド育成 (リニューアル) 」の対応ミス
  5. 「使用者視点」への対応ミス
  6. 「実績評価のあり方」が分ける失敗と成功
  7. ヒット商品とその弊害

第3部 “ヒトの心に響く“商品ネーミング開発 ~耳と目で感じる商品の魅力~ (13:10~14:20)

 五感に響くネーミング開発とは? “始めにことばありき” モノには全て名前がある。そして意味があり命が宿る。商品ライフサイクルを長くさせ、ブランドとして大きく成長させる為には何をしたら良いでしょうか。  商品ネーミングは重要な役割を持ち、記憶に残り共感が得られるテクニック。成功・失敗事例も交え紹介します。共に勉強いたしましょう。

  1. ネーミング開発・コンセプト立案
  2. 五感を意識するネーミングとは?
  3. 知っておきたい らしさ表現・演出テクニック
  4. 時代・ネーミング・トレンド
  5. 語感によるネーミング開発と 分析、チェック、検証
  6. してはいけない!! 失敗事例
  7. 商品ネーミング開発とデザイン事例

第4部 化粧品パッケージデザインにおける感性工学 ~ヒトの感性への訴求~ (14:40~15:50)

 化粧品は、肌を美しく清潔に保つ、老化を防止するなどの本質的な機能の部分に加え、使用者が精神的に充足感を得るという内的心理的側面を持ちあわせている。同様にパッケージにおいても包装容器としての機能性 (品質保持・安全性等) である本質的な役割を担う一方で、化粧品という嗜好品の魅力を備えたものでなければならない。この魅力を創造するための手段はいくつもあると考えるが、今まで実施し商品化につなげた事例について紹介する。  商品開発、デザイン開発の際に切り口を変えたい方、また、無意識を少しでも理解して開発を進めたい方の参考に。

第5部 化粧品のパッケージクリエイションの事例と プロダクトを取り巻くディスプレイにまつわる展示環境への展開例 (16:10~17:20)

 イメージ (情報) の可視化について、造形し伝えることに触れます。
プロダクトに内包された意匠発想、表現と技術の向い合い、国内外への情報発信など、化粧品のクリエイション関する考察や事例を解説します。

化粧品のパッケージデザインに関する

会場

東京ファッションタウンビル
135-8071 東京都 江東区 有明3-6-11
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