太陽電池の耐久性向上に向けた部材開発動向

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本セミナーは、封止樹脂、封止材、バックシートなど、太陽電池モジュールの部材について、基礎から解説し、開発動向について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 PVシステム用材料の開発動向と課題2010 (10:30~12:00)

講師 (株)デンギケン 代表取締役 杉本 榮一 氏

  1. はじめに (概要)
  2. PVモジュールの分類と開発動向
  3. PVモジュールの課題と対策
  4. PVモジュール構成材料の現状と開発状況
    1. 封止樹脂
    2. 保護フィルム (バックシート)
    3. 粘・接着テープ類
  5. PVシステムの応用と展開
  6. まとめ (課題と展望)
  7. 文献

第2部 太陽電池バックシート用フッ素系コーティング材料 (12:45~14:15)

講師 ダイキン工業(株) 化学事業部 テクニカルサービス部 担当部長 山本 喜久 氏

 太陽電池普及の鍵となる発電コスト低減に向けて、発電効率向上やプロセスコストダウンと合わせて、耐久性向上 (長寿命化) の重要性が高まっている。  化学的安定性を有し、耐候性や難燃性にも優れるフッ素系材料は太陽電池部材として重要な役割を担っているが、このような技術的背景を受けて、土木建築用の耐候性塗料として長年の実績を有するフッ素系コーティング材料を適用した新しい耐久性バックシートが注目されており、その特長と応用例について紹介する。

第3部 架橋工程が不要な太陽電池用新規封止材 「ハイミラン-ES」 (14:30~16:00)

講師 三井・デュポン ポリケミカル(株) PV新材料開発室 内山 宏志 氏

 太陽光発電産業普及のためには、太陽電池モジュールコスト及びシステムコストの低減、発電性能の向上が、不可欠の課題である事は周知の事実です。太陽電池のセルの保護のために使用される封止材に関しては、過去30年近く、主にEVA製の封止材が使用されてきました。  弊社はEVA樹脂の国内トップメーカーとして、EVAの品質改良、モジュールのトータルコスト削減に寄与できる次世代の封止材の開発に長年取り組んでまいりました。 この度、架橋工程が不要で、耐湿性に優れる封止材としてアイオノマー樹脂を活用した新規封止材「ハイミラン-ES」を上市したので、その可能性についてご紹介いたします。

  1. アイオノマー樹脂「ハイミラン」のご紹介
    1. アイオノマー樹脂とは
    2. アイオノマー樹脂の特性
    3. アイオノマー樹脂の用途例
  2. 新規封止材「ハイミラン-ES」のご紹介
    1. ハイミラン-ESの特徴
    2. 各種封止材比較
    3. ハイミラン-ESの品揃え
    4. ハイミラン-ESの性能
  3. 「ハイミラン-ES」の可能性について

会場

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