第1部 基礎から学ぶ溶融紡糸技術
(2014年5月26日 10:30~14:30)
溶融紡糸法は全ての成形加工法のなかで最も基本的な技術です。
本講では、繊維の高次構造制御を通じた性能改善、断面形態制御、複合紡糸技術、空気流を利用した繊維化技術などについて、基礎的な観点から解説します。
- 溶融紡糸挙動の基礎
- 溶融紡糸挙動の計測技術
- 溶融紡糸過程の理論解析の基礎
- 溶融紡糸過程における高次構造形成の考え方
- 分子配向
- 結晶化・配向結晶化
- ポリマー特性と高次構造形成挙動の関係
- 複合繊維・特殊断面形態繊維の溶融紡糸技術
- 極細繊維・異形断面繊維製造技術の基礎
- 複合溶融紡糸における高次構造形成の考え方
- 空気流を利用した紡糸技術
- スパンボンドプロセスの基礎
- メルトブロープロセスの基礎
第2部 溶融紡糸・インプリント技術による新機能性繊維の創製
(2014年5月26日 14:45~16:15)
機能性繊維の用途は益々広がり、重要な素材になっております。
ポリマーブレンド繊維、多孔繊維、ナノ繊維などの加工技術、さらに用途展開について説明いたします。
- ポリマーブレンドの溶融紡糸
- ポリ乳酸系繊維の作製
- 多孔繊維の作製
- エレクトロスピニングによるナノ繊維複合材料
- 溶融エレクトロスピニング法
- 液晶ポリマーのナノ繊維化
- ナノ繊維積層機能性フィルムの作製
- 熱ナノインプリント法によるナノ繊維作製へのチャレンジ
- 熱ナノインプリント法
- ナノロッド・ナノ繊維の作製
- ナノ繊維の高次構造・物性