2020年東京オリンピック開催決定の後、次なる国家戦略として急浮上した我が国のカジノ合法化。ポスト・オリンピックの観光政策の「切り札」として論議が進められています。現時点でのカジノ合法化論議の進捗と問題点、各産業に与える波及効果やニュービジネスの誕生など、カジノ産業研究の最前線に居る木曽 崇 氏と、法実務の専門家である渡邊 雅之 氏が、がそれぞれの立場からカジノ合法化の実態に迫ります。
- IR推進法案の概略
- ここに至るまでの経緯
- IR推進法案が目指すもの
- 推進法案に基づく法制組織のあり方
- 表面化する課題と論議
- IR実施体制はどうなるか
- 「基本的な考え方」から見えるカジノ法制の形
- 「基本的な考え方」の背後にある理念と理想
- 表面化する現行制度との矛盾
- 矛盾解消の現実的手段は?
- カジノ合法化と法制上の課題
- カジノ合法化にかかわる金融規制 (貸金業法、銀行法、出資法等)
- カジノ合法化とマネー・ローンダリング対策
- カジノ合法化と暴力団排除対策
- カジノ事業者の株主規制
- IR導入実務に迫る
- IR導入の全体像、制度的フレームワーク
- 日本のIRは「どこ」に作られるのか?
- 日本のIRは「誰が」作るのか?
- 全体のタイムラインは?
- 番外編 – 関連するテーマ
- クルーズカジノの法制化は?
- オンラインカジノの合法性に関する議論・法制化は?
- ソーシャルゲームにおけるリアルマネートレードと賭博問題
- Bitcoin問題はどう影響するか?
- カジノ合法化がICT産業に与える影響
- ビッグデータ解析はカジノ業界から始まった
- カジノの不正監視と技術
- ギャンブル依存症対策と技術
- 質疑応答/名刺交換