日本市場で利益を上げるためのバイオシミラー事業設計・構築

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本セミナーでは、バイオシミラーとそれを取り巻く環境を俯瞰し、利益を出すための方法について実例交えて解説いたします。

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プログラム

今後、ブロックバスターの生物製剤 (主に抗体) が相次いで特許切れをむかえ、製薬業界においてはバイオシミラーという新たな製品群が登場する。  バイオシミラーはジェネリクス医薬品とは似て非なる商業的特徴をもち、日本市場の様子も異なる。バイオシミラーとそれを取り巻く環境を俯瞰したのち、バイオシミラーの実例を参考にしながら、特に日本においてバイオシミラー事業にて利益を出すための「利益側の事業ストラクチャー」を議論する。  さらに、バイオシミラーを開発・製造するオプションをなるべく具体的に例示し、想定する自社将来像を実現するように「コスト側の事業ストラクチャー」の設計をお手伝いする。

  1. バイオシミラー市場とは
    1. そもそもバイオ医薬品とは
    2. 低分子医薬品との違い
    3. 生産細胞株:細胞株構築がバイオ医薬品生産の入り口
    4. 生産や精製の特徴
    5. 抗体バイオシミラーの登場により、市場はさらに拡大する
    6. 予想される市場規模
  2. バイオシミラー (特に抗体のバイオシミラー) とは、オリジナル品とは
    1. バイオシミラーの商業的特長:顧客にとってのバイオシミラーの利点
    2. バイオシミラーを取り巻く日本という特異な環境
    3. 新薬会社:オリジナル品はほとんど輸入。
    4. グローバルなジェネリクス企業:規模の経済と世界展開の脅威
    5. 日本のローカルなジェネリクス企業:業界の危機?
    6. バイオシミラーについて:自社経営資源の自己分析
    7. コストを下げる:
    8. 利益を増やす:積極的な販売戦略
    9. コスト削減は重要だが、利益をどう上げるかの方がもっと重要
    10. バイオシミラーに対する規制当局のあり方
  3. バイオシミラー事業で利益を上げるために
    1. 製品内のシナジーを最大化する:販売のシナジー
    2. 自社内のシナジーを最大化する:事業のシナジー
    3. 日本市場を足がかりに海外に展開する
    4. バイオシミラー事業を展開するための準備:
      • 利益を最大化する販売方法、「利益側事業ストラクチャー」の構築
    5. 必要な業界全体でのプロモーション・啓蒙活動
  4. バイオシミラー事業による業界変革
    1. バイオシミラーによって、何が起こるか
    2. 新薬会社における事業シナジー
    3. ジェネリクス会社のバイオ新薬会社化
    4. CMOが製薬会社化
    5. 大学・バイオベンチャー、社会はどうなる?
    6. 自社の将来像を実現するために、こうした変革を利用する
    7. 自社将来像の実現を指向する「コスト側事業ストラクチャー」の構築
  5. バイオシミラー事業のコスト側の事業ストラクチャー
    1. 旧来型タイプ:細胞株を単独の製薬会社が専有する
    2. 大型CMOタイプ:細胞株をCMOが専有する
    3. 日本新型タイプ:細胞株を複数の製薬会社で共有する
    4. 新たなタイプ
    5. 自社の将来像に合致するようにオプションを選ぶ・作り出す
  6. まとめ:バイオシミラー事業を攻める
    1. 利益を最大化する形で、利益側事業ストラクチャーを構築する
    2. 自社将来像に合致するように、コスト側事業ストラクチャーを構築する
    3. 事業開発にとって、選択肢は選ぶのではなくて作るもの

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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