コモン・テクニカル・ドキュメント (CTD) を見据えた治験総括報告書の作成

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本セミナーでは、治験総括報告書の作成において、正確で読みやすい文章を書くコツや、ICH E3ガイドラインに沿った、各章・各項目記載時のポイントを解説いたします。

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プログラム

まず、メディカルドキュメント全般にかかわる留意点として、正確で読みやすい文章を書くコツや、統一が必要なスタイルを取りあげます。続いて、医薬品開発の現場でニーズが高い治験総括報告書に的を絞り、ICH E3ガイドラインに沿って、各章・各項目記載時のポイントを丁寧に解説します。  治験総括報告書とCTDとの関係にも触れ、CTD作成の効率化を図るために、治験総括報告書作成時に何ができるのかを考察します。

  1. メディカルドキュメント作成時の留意点 – 問題事例をふまえて -
    1. 正確で読みやすい文章を書くコツ
    2. 主語、述語、目的語の関連が不明確になる原因
      • 文の出だしと結びの不整合
      • 名詞化 (Nominalization)
      • 「~について」、「~において/~における」
    3. 日本語を読みやすくするヒント
      • 「それぞれ」の使用法
      • 「及び」と「又は」の使用法
      • 結論を前に出す
    4. 正確な記述への配慮
      • 適切な動詞の使用
      • 群としての変動と個々の被験者の変化
      • 変化量や群間差が負の値をとる場合
    5. 注意が必要な用語
      • 「症例」「患者」「被験者」の違い
      • 「比」「割合」「率」「頻度」の使い分け
    6. 統一が必要なスタイル (書式、略号、表記など)
    7. テンプレートの活用
  2. 治験の総括報告書の構成と内容に関するガイドライン (ICH E3) – 適用範囲と位置づけ -
  3. 治験総括報告書とCTDとの関係
    1. CTDに関するガイドライン (ICH M4)
    2. CTDの標準的なフォーマット (審査管理課事務連絡)
  4. 治験総括報告書の各章・各項目記載時のポイント – ICH E3ガイドラインの項目順に、間違えやすい点を解説 -

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

受講料

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