本セミナーは、撥水、親水、撥油、ハードコートのセミナーを3テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 145,900円(税込) → 割引受講料 119,700円(税込)
超撥水および超親水性の機能性材料は、プリントや接着を含め様々な生活用品や衣料、また、自動車のフロントガラスやミラー、建造物の外壁や窓ガラス、医療分野など広く利用されている。 最近では、ディスプレイ用機能性フィルム、太陽電池、燃料電池、電気二重層キャパシタといった、エレクトロニクスや新エネルギー分野への応用展開も試みられ、関心を集めている。 本講演では、こうした超撥水性および超親水性についての基礎的な知識と原理について詳述する。基本的な原理を理解することにより、実際上のさまざまな局面への正しい応用が可能となる。
(2014年3月20日 10:30~12:10)
UV硬化技術は、環境、生産性に優れる技術として適用範囲が広がっている。UV硬化型樹脂の分類と特徴の解説および、技術トレンドについても具体例を基に紹介をする。(2014年3月20日 13:00~14:40)
これまでの豊富な基礎的研究成果に基づき、当該分野の幅広い応用展開について具体的に提言する。
(2014年3月20日 14:50~16:30)
(2014年4月24日 10:00〜11:20)
これまで、固体表面のぬれ性 (はっ水性/はつ油性) は、静的接触角の大小で評価されることが一般的であった。しかし、静的接触角の値が同じでも、表面状態によって液滴は異なった動的挙動を示す。本講演では、固体表面のはっ水/はつ油処理に関する研究動向・課題を概説するとともに、表面形状と有機フッ素化合物に依存した従来型の蓮の葉構造表面とは一線を画するこれまでにないはっ水性/はつ油性表面を紹介する。
(2014年4月24日 11:35〜12:55)
水にまったく濡れない「超撥水表面」の原理と作製法について解説する。 これまでに開発された技術を概観すると同時に,講演者が提案している「無機ナノ粒子のスプレーコーティングによる超撥水薄膜形成技術」を紹介する。 超撥水表面に興味をもつ技術者の方に対して,作製法・分析法等の具体的なノウハウを伝授することが講演の目的である。
(2014年4月24日 13:40〜15:00)
近年、建物や乗り物、各種電子機器、光学機器等の高度化に伴い、実用性と快適性の面から、防汚性の向上が望まれるようになってきた。防汚性を向上させるためには、基材表面の表面エネルギーを低減させる必要がある。
ここでは、フッ化炭素系化学吸着単分子膜と基材表面の粗面化技術を組み合わせた可視光広域で透明で且つ極低表面エネルギーな表面加工技術を紹介する。
(2014年4月24日 15:15〜16:35)
有機無機ハイブリッド組成から得られる細孔構造を精密に制御した多孔体は、可逆的な圧縮変形が可能でハンドリング性に優れ、大気圧乾燥プロセスでの製造が可能なエアロゲルや、超撥液性表面を簡便な合成法で実現する柔軟材料「マシュマロゲル」などの、ユニークな機能を発揮する材料である。合成の基本から、物性制御手法と応用例までを解説する。