新規保険適用は薬事承認と異なりその結果を見通すことが極めて困難である。関連する通知は数本でありかつその情報は乏しく表層的である。適用審査には不文律としての重要なルールが存在しており、実際に手がけてみて当初の思惑が大きく外れ、慌てる場面が多々あるものと思われる。 このような状況においても多数の事例を解析することで流れを推測することができる。平成26年度保険改訂のポイントを併せて解析し、どのような訴求が有効であるかを解説する。