車載用ディスプレイにおける安全性向上/ユーザビリティ向上のための評価・開発指針

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プログラム

第1部 ユーザー目線における、車載ディスプレイのUIに求められるもの

(2014年4月25日 13:00〜14:40)

 車載ディスプレイでの表現技術、センシング技術、通信技術などの進歩により、今後ユーザーは車載機器からより多くの情報を得られるようになっていくと考えられる。  こうした中、車載機器を利用するユーザーの目線において、どのようなことが価値として求められ、また、安全・ユーザビリティの面ではどういった課題が挙がっていくのかといった観点から、車載ディスプレイに求められるものをいかに検討していくのか、そのプロセスについて紹介する。

  1. はじめに
  2. これまでのディスプレイ表示の経緯
  3. 自動車内で得られる情報の増加
  4. 得られる情報と、それを受け取る人間の能力とのバランスについて
  5. ユーザーの多様性について
    • 様々なユーザーのタイプを知るには
  6. 「安全なディスプレイ表示」の基準をどう決める?
    1. メンタルワークロード:精神的な作業負荷
    2. アラートに関する有効性検証の例
  7. 「情報をマネジメントする」ことの必要性
  8. 多様なユーザーニーズに対応するものづくりのプロセス

第2部 認知の観点から見た車載用ディスプレイの安全性

(2014年4月25日 14:50〜16:30)

 カーナビに代表される車載用ディスプレイについては、それを使用することによってドライバの注意が散漫になり 事故につながるおそれがある。 さらに、最近では窓ガラス上に情報を表示するヘッドアップディスプレイも普及してきている。これらのディスプレイについて、運転時の安全性の観点から考慮すべき点を指摘する。

  1. 最近の交通事故
    1. 事故の動向
  2. カーナビ
    1. カーナビの歴史と技術進化
    2. カーナビの問題点
    3. ドライバの視認行動
    4. 安全性に関する規制
  3. スマートフォン
    1. 操作性、判読性
  4. ヘッドアップディスプレイ
    1. 構造
    2. 応用
    3. 表示位置と安全性
    4. これからの展望
  5. その他
    1. 聴覚情報との融合
  6. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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