本セミナーでは、官能評価の基礎から解説し、評価試験の計画、評価技術、被験者の選出、評価アンケート作成時のポイント・ノウハウを詳解いたします。
(2014年4月17日 10:00〜12:30)
近年、様々な製品の開発において、官能評価や実用試験の成果の重要性が再認識されている。また、国内にとどまらず、グローバル視点での研究開発も今後さらに注目されていくことが思案される。しかしながら、研究開発の現場で実際の評価試験を視察すると対象年齢や嗜好の程度だけで安易に被験者を選定したり、あるいは、多数の被験者による評価試験を実施して、多大な労力を費やしている事例が散見されるのが現状である。また、試験内容は、異なるのに従来の計測技術に固守したため、有効な評価技術の新規導入が遅れ、官能評価試験や実用評価試験の実施に大変苦慮している事例も多く認められる。そこで、本講では、信頼性が高く、効率的な評価試験を実施するための手法を習得することを目的として評価試験のための被験者選出に関する留意点および適切な調査、試験を実施するための課題解決に向けた具体的な実例を挙げながら解説したい
(2014年4月17日 13:30〜16:30)
昨今はユーザーニーズを捉えた商品企画や開発が求められ、実際の開発現場においてもユーザーの感じる実感を正確に捉えることが重要になってきています。そのため、今まで以上に被験者を使った官能評価や実用評価テストが注目されるようになりました。 ところが、これら評価や評価テストは様々な手法があるために、評価項目の設定やアンケートの作り方が難しく、実施担当者を悩ませることが多く見受けられます。 今回は特に評価アンケートを作成するときの注意事項を中心に、そのために必要な概論も合わせて紹介いたします。