第1部: 中国における化粧品の広告表現規制の現状と好まれる表現
(2014年4月3日 10:30~12:00)
中国では、化粧品関連法規の整備が急激進んでおり、頻繁に法規が改定されています。
そのような状況下で、中国における化粧品広告表現規制の解説と、不適正事例紹介を通して、どう広告していくのが適切かを共有化します。
- 中国における化粧品訴求するための基礎知識
- 化粧品分類と定義
- 中国政府薬事行政部門と主な業務
- 薬事手続き
- 表示・広告に関する規制
- 化粧品の効能と訴求例
- 化粧品表示用語の記載禁止事項
- 表示・広告の審査と取締り
- アウター訴求の分類と法規制
- 取締りと処罰
- 数値訴求
- 科学的な裏づけデータ
- 有用性データの必要有無
- 中国における表示確認業務
- 化粧品開発から販売にいたる表示訴求確認の役割
- 訴求確認・検討例
- 留意ポイントの紹介
第2部: 不適正事例からみる国内における化粧品広告表示規制の現状と対策
(2014年4月3日 13:00~15:30)
化粧品の技術はめざましく、研究レベルでは化粧品の効果が多くのエビデンスを基に報告されています。その一方では年々広告表示規制が厳しくなりインパクトのある商品訴求が難しくなってきています。
このような状況下で商品特長を効果的に訴求し、消費者に信頼と納得を得る為には、広告表示、薬事法のルールを正しく理解し、新しい訴求方法を考え、効果的な広告表示を工夫することが必要だと考えています。その為に必要とされる新たな考え方や訴求方法の開発について、出来る限り具体的な事例を取り上げて解説します。
- 不適正広告表示の生まれる背景
- 広告表示の目的 (商品コンセプトと商品訴求)
- 薬事法の解釈とグレーゾーン (表示部分)
- 不適正事例ピックアップ (問題点の指摘)
- エビデンスと広告表示規制の壁
- 化粧品広告表示の現状
- 2013年10月16日に開かれた講習会の内容
(東京都福祉保健局 健康安全部 業務課 監視指導係主催のH25年度医薬品等広告講習会)
- 今後の傾向 (インターネット広告規制の始まり)
- 化粧品の合法的な広告表示を考える
- 訴求方法の新開発 (手法)
- 具体的な事例を考える
- 不適正事例を改善 (1で取り上げたもので)
- アイデア展開の提案1「文字表現の新機軸」
- アイデア展開の展開2「感性刺激の応用」
- 市場のメディアリテラシーを醸成する必要性
(不適正広告表示が意味をなさない情報判断力のある市場環境づくり)