(2014年3月12日 13:00〜14:15)
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長補佐
福岡 功慶 (ふくおか のりよし) 氏
医療・介護等のヘルスケア分野は有望な成長産業であると同時に、公的支出を伴う国家財政のコストセクターと見なされる分野でもある。また、新興国では低い医療水準等により平均寿命が短いなど様々な課題があり、また、高度な医療サービスへの需要が高まっている。
本講義では経済産業省での医療の国際化について、具体的な例を挙げながら、現在抱えている課題と今後の展望について議論をさせていただきたい。
(2014年3月12日 14:20〜15:35)
(株) ローランド・ベルガー
シニアプロジェクトマネージャー (ジャカルタ駐在)
ジャパンデスク
諏訪 雄栄 (すわ よしひろ) 氏
世界第4位の人口に加え、中間層の拡大が続くインドネシアはあらゆる産業の日系企業で2014年の最優先投資先に位置づけられているが、その中でも医療分野は、国民皆保険の導入という政策的な後押しもあって、最も注目度が高い産業の1つである。成長市場での事業機会を確実に取り込むため、現在のインドネシアの医療環境の現状と課題を概観した上で、日系企業にどのような事業機会があるのか議論させて頂きたい。
(2014年3月12日 15:45〜17:00)
医療法人偕行会 PT. KAIKOUKAI INDONESIA (現地法人) 取締役
山本 節子 (やまもと せつこ) 氏
いわゆる中小企業になる、一民間日本医療法人が尼国にてクリニックオープンするまでの過程を説明。 なぜインドネシア進出を決めたのか、インドネシア国内での日系医療関連企業の紹介を含め、人材確保、育成、そして、営業許可書をもらうまでの書類、実務上やらなければならない項目等、そして、留意しておかなければならない点等、正に今まで行ってきた事を詳細に説明します。