本セミナーでは、分散系における「チクソ性」の基礎から解説し、チクソ性の制御と測定のコツを詳解いたします。
日時
- 2014年3月31日 13時00分〜 2014年3月31日 16時30分
中止
プログラム
液体中に分散した微粒子は、ほとんどの場合、凝集体を形成します。通常、このときの凝集力はそれほど強いものではないので、高せん断速度においては容易に破壊され、低せん断速度では可逆的に形成されることになり、測定のタイムスケールが構造変化に要する時間より短いと「チクソトロピー」が観測さることになります。一方、工業的には塗料やインクの流動性を特徴づけるためにしばしば「チクソ性」という技術用語が使われますが、「チクソ性」という学術用語はありません。この基となったのは学術用語の「チクソトロピー」と思われますが、両者は必ずしも同じではないため、実用上いろいろな不都合が生じることになります。 本セミナーでは、「チクソ性」と「チクソトロピー」の違いを明確にして、物性評価として「チクソ性」を測定するためのテクニックを紹介するとともに、微粒子分散系における「チクソ性」制御の考え方について概説します。
- レオロジーの基礎
- 流動場の定義
- せん断流動
- せん断速度
- 粘度の定義 (ニュートン流動)
- 非ニュートン流動
- 擬塑性流動
- ダイラタント流動
- 降伏応力
- 時間依存性流動
- チクソトロピー
- レオペクシー
- チクソトロピーとチクソ性の違い (学術用語と技術用語)
- 流動場の定義
- チクソ性の測定と評価における注意点
- チクソ性測定に関する基礎
- 測定装置の種類・選択と測定限界
- 測定プログラムの設定 (二段階せん断法とヒステリシス法)
- 流動曲線の評価
- チクソ性の測定例
- 微粒子分散系の基本的な粘度挙動とチクソ性のコントロール
- 非凝集分散系の粘度挙動
- コロイド化学の基礎 (粒子間引力と凝集)
- 凝集分散系の粘度挙動
- チクソ性コントロールの基本概念 (メカニズムとその制御)
- 逆チクソトロピーとダイラタント流動
- 質疑応答
会場
受講料
- 1名様: 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
- 複数名: 31,000円(税別) / 34,100円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,000円(税別) / 7,350円(税込) 割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,000円(税別) / 10,500円(税込) 割引
- ただし、同一法人に限ります