本セミナーでは、液体バイオ燃料、特にガソリンや軽油の代替としてのバイオエタノールやバイオディーゼルについての現状と将来展望について詳解いたします。
東日本大震災によって被災した福島原発の原子炉が今なお深刻な状況にあり、今後の行方が憂慮される中、原子力に依存しているわが国のエネルギー事情を見直すことが喫緊の課題となっています。このような状況のもと、再生可能なエネルギーのさらなる利活用が求められています。 そこで、本講演では、持続可能な社会の実現に向けて、未来社会を拓く“バイオマス”の役割と機能について考えながら、バイオマスから誘導される液体バイオ燃料、特にガソリンや軽油の代替としてのバイオエタノールやバイオディーゼルについてのわが国の現状と将来展望について考えてみたいと思います。